パスワード入力とは、入力したデータを画面には表示しないで、代わりに半角の'*'(パスワード文字)をエコーバック表示して入力する機能です。
パスワード入力は、項目ごとに項目の入力属性の設定で指定します。
入力したデータの代わりにエコーバック表示する文字を、パスワード文字といいます。パスワード文字は、ウィンドウ情報ファイルのPASSWORDCHAR(パスワード文字)で任意の文字に変更できます。
パスワード入力する項目にデータ入力を開始すると、その項目内で表示中のデータはすべてクリアされ、入力したデータの代りにパスワード文字が表示されます。入力したデータが全角文字であれば、全角のパスワード文字が表示されます。入力完了時は、レコードデータ項目には、実際に入力したデータが格納されます。
入力を完了しないでパスワード入力した項目の再入力を行うと、パスワード文字は表示されたままになり、カーソルが移動します。
パスワード入力の動作を図に示します。
パスワード文字を表示中の項目のデータを、クリップボード連携の複写操作した場合は、パスワード文字がそのままクリップボードに送られます。また、パスワード入力の項目に、クリップボード連携の貼り付け操作した場合、貼り付けデータがパスワード文字で表示されます。