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MeFt V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

4.2 罫線の表示

  罫線には、項目罫線と線画罫線の2種類があり、定義体作成時にどちらの罫線を使用するかを指定します。項目罫線と線画罫線のどちらにするかにより、種別、太さなどの設定できる罫線の属性が異なります。表に罫線の種類により設定可能な罫線情報の違いを示します。

表4.3 罫線の種類により設定可能な罫線情報

罫線の種類

項目罫線

線画罫線

罫線の属性

種別

縦罫線

上横罫線

×

下横罫線

枠罫線

太さ

細線

×

太線

×

種類

実線

点線

一点鎖線

×

破線

×

16色
(文字の色と同じ)

×

  罫線の表示は、上記の罫線情報に加えて、アトリビュート文字の有無によって異なります。アトリビュート文字の有無は定義体作成時に定義体単位に指定します。

  アトリビュート文字とは、項目の属性を定義する文字であり、画面上で項目の前1バイト分の領域を占有します。「アトリビュート文字あり」を指定した場合、行の1桁目に項目を設定できません。したがって、行の1桁目から始まる項目には、アトリビュート文字を使用した罫線は引くことができません。

  罫線を設定した項目が「アトリビュート文字あり」であれば、罫線はフィールドアトリビュート上の中央に表示されます。「アトリビュート文字なし」であれば、項目の左端に罫線が表示されます。

  図に2つの項目に罫線を設定した場合の、アトリビュート文字の有無による表示の違いを示します。

図4.2 アトリビュート文字の有無による表示の違い