罫線には、項目罫線と線画罫線の2種類があり、定義体作成時にどちらの罫線を使用するかを指定します。項目罫線と線画罫線のどちらにするかにより、種別、太さなどの設定できる罫線の属性が異なります。表に罫線の種類により設定可能な罫線情報の違いを示します。
罫線の種類 | 項目罫線 | 線画罫線 | |
---|---|---|---|
罫線の属性 | |||
種別 | 縦罫線 | ○ | ○ |
上横罫線 | ○ | × | |
下横罫線 | ○ | ○ | |
枠罫線 | ○ | ○ | |
太さ | 細線 | × | ○ |
太線 | × | ○ | |
種類 | 実線 | ○ | ○ |
点線 | ○ | ○ | |
一点鎖線 | × | ○ | |
破線 | × | ○ | |
色 | 16色 | × | ○ |
罫線の表示は、上記の罫線情報に加えて、アトリビュート文字の有無によって異なります。アトリビュート文字の有無は定義体作成時に定義体単位に指定します。
アトリビュート文字とは、項目の属性を定義する文字であり、画面上で項目の前1バイト分の領域を占有します。「アトリビュート文字あり」を指定した場合、行の1桁目に項目を設定できません。したがって、行の1桁目から始まる項目には、アトリビュート文字を使用した罫線は引くことができません。
罫線を設定した項目が「アトリビュート文字あり」であれば、罫線はフィールドアトリビュート上の中央に表示されます。「アトリビュート文字なし」であれば、項目の左端に罫線が表示されます。
図に2つの項目に罫線を設定した場合の、アトリビュート文字の有無による表示の違いを示します。