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J アダプタクラスジェネレータ V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.3.1 JVM-INITメソッド(ファクトリメソッド)

説明

Java VMを初期化します。

シングルスレッドのアプリケーションは、アダプタクラスを使用する前に必ず実行しなければなりません。

書き方

INVOKE FJ-JAVA-CONTROL "JVM-INIT"

環境変数

以下の環境変数を指定することにより、Java VMの実行環境をカスタマイズできます。環境変数の指定方法については、“NetCOBOL ユーザーズガイド”を参照してください。

環境変数名

機能

COBJNI_MAX_NSTACK

ネイティブコードが使用するスタックサイズの最大値をバイト単位で指定します。デフォルトは128KBです。

COBJNI_JAVA_STACK

Java コードが使用するスタックサイズの最大値を指定します。デフォルトは400KBです。

COBJNI_MIN_HEAP

メモリアロケーションプールのスタートアップサイズをバイト単位で指定します。デフォルトは、1MBです。

COBJNI_MAX_HEAP

メモリアロケーションプールの最大サイズをバイト単位で指定します。デフォルトは、16MBです。

COBJNI_CLASSPATH

実行時のクラスの検索パスを指定します。
環境変数CLASSPATHは、生成時のクラスの検索パスを指定します。実行時は意味を持ちません。

注意

当メソッドを、1プロセスの中で複数回実行するとエラーとなります。