ページの先頭行へ戻る
J アダプタクラスジェネレータ V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

5.1 クラス構成

Jアダプタクラスジェネレータで提供するFJ-JAVA-BASEクラス、FJ-JAVA-CONTROLクラス、FJ-JAVA-ERRORクラスおよび生成するアダプタクラスの継承関係を以下に示します。

図5.1 クラス階層

FJ-JAVA-BASEクラス

すべてのアダプタクラスのスーパークラスです。

FJ-JAVA-CONTROLクラス

Java VMの初期化・終了処理、また、スレッドのJava VMへ接続・分離処理を行います。

FJ-JAVA-ERRORクラス

アダプタクラスで発生する例外オブジェクトのクラスです。

クラスのアダプタクラス

java.lang.Objectクラスのアダプタクラス(java-lang-Object)は、FJ-JAVA-BASEのサブクラスとして生成します。以下、Javaクラスと同じ継承関係を持つアダプタクラスを生成します。Javaインタフェースを実装するクラスのアダプタクラスは、インタフェースのアダプタクラスも継承します。

インタフェースのアダプタクラス

他のインタフェースを継承しないインタフェースのアダプタクラスは、java-lang-Objectのサブクラスとして生成します。他のインタフェースを継承するインタフェースのアダプタクラスは、Javaインタフェースと同じ継承関係を持つように生成します。

配列のアダプタクラス

配列のアダプタクラスは、すべてjava-lang-Objectのサブクラスとして生成します。