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J アダプタクラスジェネレータ V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.2.2 プログラムの構築

ここでは、アダプタクラスを使用するプログラムを構築する方法について説明します。

アダプタクラスを使用するプログラムを、COBOLプロジェクトマネージャを用いて構築する方法について説明します。

プログラムの構築には、アダプタクラスから作成した以下のファイルが必要になります。

プログラムの構築は、以下の手順で行います。

  1. プロジェクトマネージャで新規プロジェクトを作成します。

  2. ターゲットとなる実行形式プログラム(EXE)を登録します。

  3. COBOLソースファイルフォルダを作成し、プログラムのソースを登録します。

  4. ライブラリファイルフォルダを作成し、アダプタクラスのLIBファイルとJアダプタクラスジェネレータの実行時ライブラリF3BIJART.LIBを登録します。F3BIJART.LIBは、NetCOBOLの製品インストールフォルダ直下にあります。

  5. 翻訳オプション・リンクオプションを指定します。

    • REPINには、XXX\REP(XXXはNetCOBOLの製品インストールフォルダ)と、アダプタクラスのリポジトリを格納したフォルダを指定します。

    • ALPHAL(WORD)またはNOALPHALを指定します。

    • Unicodeで動作するプログラムを作成する場合、ENCODE(UTF8)を指定します。

    • マルチスレッドアプリケーションを作成する場合、THREAD(MULTI)を指定します。

    • その他のオプションについては、“NetCOBOL ユーザーズガイド”を参照してください。

  6. ビルドします。

注意

cobmkmfコマンドは、カレントフォルダに1つのプログラムまたはダイナミックリンクライブラリを作成するために必要な資源だけがすべて存在していることを前提にしています。そのため、事前に不要なファイルの削除および必要なファイルのコピーをしておく等の準備が必要です。