最後に、生成したアダプタクラスソースを翻訳・リンクし、アダプタクラスライブラリ(DLL)を作成します。
アダプタクラスの構築にはCOBOLプロジェクトマネージャを使用します。
COBOLプロジェクトマネージャの使い方については、“NetCOBOL ユーザーズガイド”を参照してください。
アダプタクラスの構築は、以下の手順で行います。
プロジェクトマネージャで新規プロジェクトを作成します。
ターゲットとなるDLLを登録します。
COBOLソースファイルフォルダを作成し、生成したアダプタクラスソースを登録します。
翻訳オプションを指定します。
翻訳順序を決めるために、[編集]メニューの[リポジトリファイル検索]-[すべて]を実行します。
ライブラリファイルフォルダを作成し、Jアダプタクラスジェネレータの実行時ライブラリF3BIJART.LIBを登録します。F3BIJART.LIBは、NetCOBOLの製品インストールフォルダ直下にあります。
ビルドします。
この結果作成される以下のファイルは、アダプタクラスを使用する際に必要になります。
アダプタクラスのDLLファイル(実行時に必要)
アダプタクラスのLIBファイル(リンク時に必要)
アダプタクラスのリポジトリファイル(翻訳時に必要)