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J アダプタクラスジェネレータ V11.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.1.3 アダプタクラスの構築

最後に、生成したアダプタクラスソースを翻訳・リンクし、アダプタクラスライブラリ(DLL)を作成します。

アダプタクラスの構築にはCOBOLプロジェクトマネージャを使用します。

COBOLプロジェクトマネージャの使い方については、“NetCOBOL ユーザーズガイド”を参照してください。

アダプタクラスの構築は、以下の手順で行います。

  1. プロジェクトマネージャで新規プロジェクトを作成します。

  2. ターゲットとなるDLLを登録します。

  3. COBOLソースファイルフォルダを作成し、生成したアダプタクラスソースを登録します。

  4. 翻訳オプションを指定します。

    • REPINには、XXX\REP(XXXはNetCOBOLの製品インストールフォルダ)を指定します。

    • ALPHAL(WORD)を指定します。

    • Unicodeで動作するアダプタクラスを作成する場合、ENCODE(UTF8)を指定します。

    • マルチスレッドアプリケーションを作成する場合、THREAD(MULTI)を指定します。

  5. 翻訳順序を決めるために、[編集]メニューの[リポジトリファイル検索]-[すべて]を実行します。

  6. ライブラリファイルフォルダを作成し、Jアダプタクラスジェネレータの実行時ライブラリF3BIJART.LIBを登録します。F3BIJART.LIBは、NetCOBOLの製品インストールフォルダ直下にあります。

  7. ビルドします。

この結果作成される以下のファイルは、アダプタクラスを使用する際に必要になります。