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NetCOBOL V11.0 入門ガイド
FUJITSU Software

4.4 HTMLの作成

WWWサーバ上のプログラムをリモート実行するには、HTMLを作成する必要があります。

HTMLでは、次に示すような内容を記述します。

ここでは、MeFt/Webのサンプルプログラムで提供されているHTMLをコピーし、必要な部分を修正します。

サンプルプログラムのHTMLは次に示す場所にある「denpyou1js.htm」です。

C:\Program Files\NetCOBOL\Samples\MeFtWeb\Sample.web\

修正したHTMLを以下に示します。下線付き赤字の部分が修正した箇所です。

なお、このHTMLに「address.htm」というファイル名をつけ、「C:\NetCOBOL\workspace\ADDR」に格納することとします。

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>住所録</TITLE>
</HEAD>
<BODY onBeforeUnload="" onunload="Window_onUnload()">
<INPUT TYPE=BUTTON VALUE="GO!" onclick="go_submit()"><BR>
<OBJECT
ID="MeFtWeb1"
CLASSID="CLSID:61F12C43-5357-11D0-9EA0-00000E4A0F56"
WIDTH="670" HEIGHT="470"
CODEBASE="http://SampleSvr/MeFtWeb/meftweb.cab#version=11,0,0,3">
</OBJECT>
<SCRIPT type="text/javascript">
function go_submit() {
MeFtWeb1.hostname = "SampleSvr";
MeFtWeb1.pathname = "C:\\NetCOBOL\\workspace\\ADDR\\ADDR.EXE";
MeFtWeb1.environment = "MEFTWEBDIR=http://SampleSvr/ADDRESS";
MeFtWeb1.message = TRUE;
MeFtWeb1.usedcgi = FALSE;
MeFtWeb1.ssl = FALSE;
MeFtWeb1.displaywindow = 0;
MeFtWeb1.hyperlink = 0;
MeFtWeb1.printmode = 0;
MeFtWeb1.previewwindow = 0;
MeFtWeb1.previewdrawpos = 0;
MeFtWeb1.previewdc = 0;
MeFtWeb1.previewrate = 0;
MeFtWeb1.submit();
}
window.onload = function(){
MeFtWeb1.Quit();
}
</SCRIPT>
</BODY>
</HTML>

このHTMLを元に、記述する内容を説明します。

MeFt/Webコントロールの指定

MeFt/Webの画面を表示するため、MeFt/Webコントロールの指定を行います。

MeFt/Webコントロールの指定は、HTMLのOBJECTタグに記述します。CODEBASEで指定するMeFt/Webコントロールの格納先には、WWWサーバのホスト名を記述します。

本章で作成するHTMLでは、以下の記述でMeFt/Webコントロールを指定しています。

OBJECT
ID="MeFtWeb1"
CLASSID="CLSID:61F12C43-5357-11D0-9EA0-00000E4A0F56"
WIDTH="670" HEIGHT="470"
CODEBASE="http://SampleSvr/MeFtWeb/meftweb.cab#version=11,0,0,3">
</OBJECT>

アプリケーションの起動方法

どのような操作によってアプリケーションを起動するのかを指定します。アプリケーションの起動には、MeFt/Webコントロールのsubmitメソッドを使用します。

本章で作成するHTMLでは、INPUTタグで指定されたボタンが押されたら起動するようにしています。

<INPUT TYPE=BUTTON VALUE="GO!" onclick="go_submit()"><BR>
   :
<SCRIPT type="text/javascript">
function go_submit() {
   :
MeFtWeb1.submit();
}
   :
</SCRIPT>

参考

HTMLの表示と同時にアプリケーションを起動するには、以下のように記述します。

<SCRIPT type="text/javascript">
function Window_onload(){
   :
MeFtWeb1.submit();
}
   :
</SCRIPT>

WWWサーバの指定

アプリケーションが格納されているWWWサーバのホスト名を指定します。

WWWサーバのホスト名は、MeFt/Webコントロールのhostnameプロパティで指定します。WWWサーバ名を省略することはできません。なお、サーバとクライアントが異なるドメインに所属する場合は、hostnameプロパティで指定するホスト名をフルドメイン形式で指定します。

本章で作成したHTMLでは、以下の記述でWWWサーバを指定しています。

MeFtWeb1.hostname = "SampleSvr";

リモート実行するアプリケーションの指定

どのアプリケーションをリモート実行するのかを指定します。

リモート実行するアプリケーション名は、MeFt/Webコントロールのpathnameプロパティにサーバのローカルパスで指定します。アプリケーション名を省略することはできません。

また、アプリケーション実行時の環境変数は、MeFt/Webコントロールのenvironmentプロパティで指定することができます。

本章で作成したHTMLでは、以下の記述でアプリケーション名と環境変数を指定しています。

MeFtWeb1.pathname = "C:\\NetCOBOL\\workspace\\ADDR\\ADDR.EXE";
MeFtWeb1.environment = "MEFTWEBDIR=http://SampleSvr/ADDRESS";

参考

ここでは、環境変数としてMEFTWEBDIRを指定しています。環境変数MEFTWEBDIRは、“4.3.2 アプリケーション資産の配置と環境設定”を参照してください。

また、サーバ印刷用のプリンタ情報ファイルの格納フォルダーを指定する環境変数MEFTDIRは指定していません。その場合、サーバ印刷時の出力プリンターは、MeFt/Web動作環境の「サーバ印刷用の出力プリンタデバイス名」の設定に従います。

リモート実行時の動作に関する指定

画面の表示形式や印刷先の指定など、リモート実行時の動作に関する指定は、MeFt/Webコントロールの各プロパティで指定します。

本章で作成したHTMLでは、以下の記述でリモート実行時の動作に関する指定を行っています。MeFt/Webコントロールの各プロパティの説明は、“MeFt/Webユーザーズガイド”の“プロパティ”を参照してください。

MeFtWeb1.message = TRUE;
MeFtWeb1.usedcgi = FALSE;
MeFtWeb1.ssl = FALSE;
MeFtWeb1.displaywindow = 0;
MeFtWeb1.hyperlink = 0;
MeFtWeb1.printmode = 0;
MeFtWeb1.previewwindow = 0;
MeFtWeb1.previewdrawpos = 0;
MeFtWeb1.previewdc = 0;
MeFtWeb1.previewrate = 0;

ページ移動時の動作に関する指定

リモート実行中にページが移動された場合の動作は、ページ移動時に発生するWindow_onUnloadイベントの処理として指定します。リモート実行中にページが移動された場合、そのことをアプリケーションに通知するため、MeFt/WebコントロールのQuitメソッドを記述します。

本章で作成したHTMLでは、以下の記述でページ移動時の動作に関する指定を行っています。詳細は、“4.7 通信が切断されるパターンについて”を参照してください。

<SCRIPT type="text/javascript">
   :
function Window_onUnload() {
MeFtWeb1.Quit();
}
   :
</SCRIPT>

作成したHTMLをWWWブラウザで表示すると、次のようになります。