画面帳票アプリケーションを実行する場合、実行環境情報として、画面入出力用のファイルのASSIGN句で定義されたファイル識別名にウィンドウ情報ファイル名を設定し、帳票印刷用のファイルのASSIGN句で定義されたファイル識別名にプリンタ情報ファイル名を設定します。
本章のアプリケーションでは、画面入出力の表示ファイルのファイル識別名「DSPFILE」と「C:\EDUCATION」に格納されているウィンドウ情報ファイル「DSP.ENV」を割り当て、帳票印刷の表示ファイルのファイル識別名「PRTFILE」と「C:\EDUCATION」に格納されているプリンタ情報ファイル「PRT.ENV」を割り当てます。
実行環境設定ツールの起動や操作には、画面帳票アプリケーション固有の部分はありません。
“第2章 NetCOBOLアプリケーション開発の基礎”で作成したアプリケーションと同じ手順で「C:\EDUCATION」に「COBOL85.CBR」を作成し、実行環境設定ツールで次に示す指定を行います。
変数名 | 変数値 |
---|---|
DSPFILE | C:\EDUCATION\DSP.ENV |
PRTFILE | C:\EDUCATION\PRT.ENV |