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NetCOBOL V11.0 NetCOBOL Studio ユーザーズガイド
FUJITSU Software

12.3 CORBAアプリケーションの開発のための準備

CORBAアプリケーションの開発には、以下のプログラムが必要です。

*1: 別売りのInterstage Studio Standard-J Editionで提供されるプログラムです。

*2: NetCOBOL開発パッケージに含まれる“Interstage Studio向けCOBOLプラグイン”を指します。

*3: 別売りのInterstage Application Server Enterprise Editionで提供されるプログラムです。

Interstage Application Serverの環境設定の確認

CORBAアプリケーションの開発では、IDLファイルをコンパイルするため、CORBAサーバにアクセスするための環境設定が必要です。CORBAサーバにアクセスするための設定は、Interstage Application Serverサーバ機能と組み合わせて開発する場合は必要ありませんが、クライアント機能と組み合わせて開発する場合に必要です。

CORBAアプリケーションのビルド時にIDLコンパイラでエラーが発生する場合、CORBAサービスの動作環境ファイルを確認してください。ファイルの内容は、“Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド”の「CORBAサービスの動作環境ファイル」を参照してください。

Interstage基盤サービスの起動

CORBAアプリケーションを作成する前に、J2EE実行環境のためのサービスが起動されている必要があります。J2EE実行環境のためのサービスはデフォルトの状態では起動されないため、Interstage基盤サービス操作ツールを使用してサービスを起動します。

  1. スタートメニューから[Interstage] > [Studio] > [Interstage基盤サービス操作ツール]を選択します。

    →  [Interstage基盤サービス操作ツール]が起動されます。

  2. [localhostで使用するデバッグ環境]の[J2EE実行環境を使用する]チェックボックスをチェックします。

  3. [必須サービスのみ起動状態にする]ボタンが有効な場合、ボタンをクリックしてサービスを起動します。ボタンが無効な場合、この操作は不要です。

  4. [詳細]ボタンをクリックします。

    →  画面下部に詳細表示領域が表示されます。

  5. 詳細表示領域の<必要なサービス>が全て実行中となっていることを確認してから[閉じる]ボタンをクリックします。

    →  Interstage基盤サービス操作ツールは終了します。