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NetCOBOL V11.0 メッセージ集
FUJITSU Software

2.6.7 JMN5009I-S

プロパティ指定子に記述されたプロパティ名'@1@'が多重定義です. プロパティ指定子は無効になります.

埋め込みの説明

@1@ : プロパティ指定子に記述された利用者語.

例題

[C5009.cob]
000001 IDENTIFICATION DIVISION.
000002 CLASS-ID.      C5009.
000003 ENVIRONMENT    DIVISION.
000004 CONFIGURATION  SECTION.
000005 REPOSITORY.
000006     PROPERTY  PR1 AS  "PROC1"
000007     PROPERTY  AA AS  "BB"
000008     PROPERTY  BB.
000009 OBJECT.
000010 DATA           DIVISION.
000011 WORKING-STORAGE SECTION.
000012 01 PR1         PIC X(8) PROPERTY.
000013 END OBJECT.
000014 END CLASS C5009.

C5009.cob 6: JMN5009I-S プロパティ指定子に記述されたプロパティ名'PR1'が多重定義です.プロパティ指定子は無効になります.

C5009.cob 7: JMN5009I-S プロパティ指定子に記述されたプロパティ名'BB'が多重定義です.プロパティ指定子は無効になります.

詳細な説明

環境部のリポジトリ段落のプロパティ指定子に指定するプロパティ名について,多重定義を検出しました.以下の原因が考えられます.

  • 別名(プロパティ指定子のASに続けて定数で示す)を付けたプロパティ名と,PROPERTY句が指定されたデータ記述項のデータ名とが,同じ名前である.

  • プロパティ指定子のプロパティ名と,別のプロパティ指定子の別名(ASの後ろに定数で示した名前)とが,同じ名前である.