本書の目的
本書は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”です。
本書は、Interstage Job Workload Serverを利用した業務システムの環境作成について説明します。
本書は、以下の方を対象としています。
Interstage Job Workload Serverの環境を構築/設定する方
前提知識
本書を読む場合、以下の知識が必要です。
使用するOSに関する基本的な知識
Interstage Application ServerのCORBA、ワークユニット、イベントチャネルに関する基本的な知識
リレーショナルデータベースに関する基本的な知識
Java(JDBC含む)に関する基本的な知識
インターネットに関する基本的な知識
本書の構成
本書は以下の構成になっています。
第1章 環境作成の概要
Interstage Job Workload Serverを利用したバッチ業務を運用するシステムの、環境作成の概要を説明します。
第2章 業務構成要素の設計
バッチシステムを構築するための全体的な構成要素、およびバッチ実行基盤を構築するための構成要素の設計方法について説明します。
第3章 セットアップの準備
バッチサーバ環境を作成するために必要な、準備作業について説明します。
第4章 バッチサーバ環境の作成
バッチサーバ環境の作成、および Systemwalker Operation Managerと連携する場合に必要な設定について説明します。
第5章 バッチ実行基盤の動作確認
バッチ実行基盤の動作確認について説明します。
第6章 バッチアプリケーションの配備
バッチ実行基盤の環境で実行するCOBOLおよびC言語のバッチアプリケーションの配備や再配備について説明します。
第7章 コマンドやスクリプトの配置と設定
バッチアプリケーションのコマンドやスクリプトを、ジョブの実行環境で動作させる方法について説明します。
第8章 バッチジョブ定義の登録/更新/削除
バッチジョブ定義を登録/更新する手順、および不要になったバッチジョブ定義を削除する手順を説明します。
第9章 バッチ実行基盤の削除
バッチ実行基盤の削除について説明します。
第10章 バッチ実行基盤の変更
バッチ実行基盤の変更について説明します。
付録A 環境変数の設定指針
ジョブを実行するために必要な環境変数の設定指針について説明します。
付録B バッチワークユニットの設定
バッチワークユニットの設定について説明します。
付録C バッチ実行サービス用チューニングファイルの設定
バッチ実行サービス用チューニングファイルの設定について説明します。
付録D バッチアプリケーションが使用するファイルにネットワーク上のファイルを利用する場合
バッチアプリケーションが使用するファイルに、ネットワーク上のファイルを利用する場合の設定について説明します。
付録E NetCOBOLの小入出力機能でファイルを使用する場合
NetCOBOLの小入出力機能でファイルを使用する場合について説明します。
注意事項
本書で記述している例は、読者の理解を深めることが目的であり、読者の理解に寄与する範囲だけに限定していることがあります。
したがって、例で指定しているパラメタの値や、出力結果の例が完全にそのまま実運用で使用できるわけではありません。実際の運用環境、および目的に合った値に読み替えてご使用ください。
本製品には、以下の製品機能の一部が同梱されていますが、バッチシステム以外の用途で使用できません。
Interstage Business Application Server
なお、本製品には、以下の製品機能が同梱されており、バッチシステム以外の用途でも使用することができます。
Interstage Application Server Enterprise Edition
輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
お願い
本書を無断で他に転載しないようお願いします。 |
出版年月および版数
版数 | マニュアルコード |
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2015年5月 第18版 | J2X1-3750-18Z0(00)/ J2X1-3750-18Z2(00) |
著作権表示
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