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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

付録C Hadoop 設定パラメーター

本付録では、本製品で提供する Hadoop に関する設定パラメーターについて説明します。

本製品のセットアップ時に、Hadoop から DFS を使用するためのパラメーターや Hadoop ジョブの並列分散処理の最適化を行うパラメーターが自動的に設定されます。

ここでは、オープンソフトウェア Apache Hadoop で提供される設定ファイル(pdfs-site.xml を除く)において初期値から変更されるパラメーターと OS の設定ファイルに追加するパラメーターを示します。

設定ファイル一覧

設定ファイル

説明

配置ディレクトリ

hadoop-env.sh

Hadoop で使用する環境変数を定義する設定ファイルです。

/etc/hadoop

core-site.xml

Hadoop の共通的な設定ファイルです。

/etc/hadoop

mapred-site.xml

MapReduce に関する設定ファイルです。

/etc/hadoop

pdfs-site.xml

DFS に関する設定ファイルです。

/etc/hadoop

sysctl.conf

カーネルパラメーターを記述する OS の設定ファイルです。

/etc

limits.conf

システムのリソースを制限する OS の設定ファイルです。

/etc/security

注意

  • 設定ファイルの各パラメーターの詳細については、本書では説明しません。必要に応じて、Apache Hadoop プロジェクトの Web ページ等を参照してください。

  • 構成設定をチューニングする場合は、スレーブサーバ数の変更に伴う設定変更(「13.1.7 Hadoop 設定パラメーターの変更」を参照)を除き、セットアップ直後に変更することを推奨します。
    なお、運用を開始した以降で Hadoop 設定パラメーターを変更する必要が生じた場合には、マスタサーバ、スレーブサーバおよび開発実行環境サーバ毎に設定を見直してください。