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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

17.3.1 各デーモンプロセスの起動・停止

17.1 動作の概要」で説明したとおり、本製品では複数のデーモンプロセスが稼働しています。それらのうち、利用者が起動・停止する必要があるのはHadoopのデーモンプロセスのみです。P-DFSのデーモンプロセスはサーバ起動時に自動的に起動され、以降も起動・停止の必要はありません。


Hadoopのデーモンプロセスの起動・停止が必要なのは、/etc/hadoop/mapred-site.xmlへの変更を本製品に反映する場合です。mapred-site.xmlの指定値を変更する場合には、以下の手順で行います。

  1. bdpp_stopコマンドにより、Hadoopの全デーモンプロセスを停止

  2. /etc/hadoop/mapred-site.xmlを編集し、“全サーバに”配布

  3. bdpp_startコマンドにより、Hadoopの全デーモンプロセスを起動し、2の結果を反映


bdppコマンドによる起動・停止は全デーモンプロセスが対象になります。サーバのメンテナンス等で各スレーブサーバ上のTaskTrackerを個別に起動・停止する場合には、スレーブサーバにrootでログインし以下のコマンドを実行します。

# /etc/init.d/hadoop-tasktracker start
# /etc/init.d/hadoop-tasktracker stop

TaskTrackerの停止中に依頼されたHadoopジョブは、起動している残りのTaskTrackerだけで実行されます。

JobTrackerを個別に起動・停止することはできません。bdppコマンドによりTaskTrackerも含めて停止・起動してください。