外部プログラムからカレントディレクトリに出力したファイルを、MapReduce設定ファイルに設定を行うことにより、実行後に以下のディレクトリへ退避することができます。
{Hadoop出力データファイル格納基準ディレクトリ}/currentdir/part-{m|r}-{nnnnn}/ {Hadoop出力データファイル格納基準ディレクトリ}:MapReduce設定ファイルで指定するパスです {m|r}:Mapタスクとして実行する外部プログラムの出力の場合「m」、 Reduceタスクとして実行する外部プログラムの出力の場合「r」です {nnnnn}:JobTrackerが生成したタスク試行IDです
また、標準出力・標準エラー出力にメッセージを出力した場合は、以下のファイルとして出力されます。
この2つのファイルは退避の設定の有無にかかわらず、常に上記ディレクトリに格納されます。
stdout | 標準出力に出力した内容が記録されます |
stderr | 標準エラーに出力した内容が記録されます |
参考
カレントディレクトリには、外部プログラムから出力したファイル以外にも、Mapタスク、Reduceタスクの実行に必要なファイルが格納されています。このため、退避するように指定した場合、これらのファイルも一緒に退避されます。