開発実行環境サーバから外部プログラム並列実行コマンドを利用してHadoopジョブを起動します。
外部プログラム並列実行コマンドには、MapReduce設定ファイルをパラメタに指定して実行します。
$ /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_submitjob -conf MapReduce設定ファイル
MapReduce設定ファイルの指定を省略することはできません。
外部プログラム並列実行コマンドは、戻り値としてジョブが成功すると「0」を、失敗すると「0以外」を返します。ただし、外部プログラムが復帰値を返す場合、その最大値を返します。
外部プログラム並列実行コマンドを実行中に「Ctrl+C」キーを入力することによりジョブを中断させることができます。
参考
外部プログラム並列実行コマンドの引数には、汎用Hadoopコマンドラインオプションを指定することができます。たとえば、「-D」オプションを実行することで、Hadoopのプロパティの値を指定することができます。これにより、タスクのタイムアウト時間やReduceタスク数などをジョブごとに変更できます。
例:タスクのタイムアウト時間に「300秒」を指定し、かつReduceタスク数に「0」を設定する場合。
$ /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_submitjob -conf MapReduce設定ファイル -D mapred.task.timeout=300000 -D mapred.reduce.tasks=0