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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

11.6.3 外部プログラムの並列実行

開発実行環境サーバから外部プログラム並列実行コマンドを利用してHadoopジョブを起動します。

外部プログラム並列実行コマンドには、MapReduce設定ファイルをパラメタに指定して実行します。

$ /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_submitjob -conf MapReduce設定ファイル

MapReduce設定ファイルの指定を省略することはできません。


外部プログラム並列実行コマンドは、戻り値としてジョブが成功すると「0」を、失敗すると「0以外」を返します。ただし、外部プログラムが復帰値を返す場合、その最大値を返します。

外部プログラム並列実行コマンドを実行中に「Ctrl+C」キーを入力することによりジョブを中断させることができます。

参考

外部プログラム並列実行コマンドの引数には、汎用Hadoopコマンドラインオプションを指定することができます。たとえば、「-D」オプションを実行することで、Hadoopのプロパティの値を指定することができます。これにより、タスクのタイムアウト時間やReduceタスク数などをジョブごとに変更できます。

例:タスクのタイムアウト時間に「300秒」を指定し、かつReduceタスク数に「0」を設定する場合。

$ /opt/FJSVbdpp/bin/bdpp_submitjob -conf MapReduce設定ファイル -D mapred.task.timeout=300000 -D mapred.reduce.tasks=0