ページの先頭行へ戻る
Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.1.5 アンインストール後の作業

マスタサーバのアンインストール後の作業について説明します。

7.1.5.1 アンインストール後に残るディレクトリおよびファイルについて

アンインストール後にディレクトリおよびファイルが残る場合があります。

以下に示すディレクトリ(ディレクトリ配下に存在するディレクトリやファイルも含みます)およびファイルを削除してください。

ディレクトリ:

ファイル:

7.1.5.2 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」のアンインストール

「アンインストールと管理(ミドルウェア)」は、富士通ミドルウェア製品共通のツールです。

ここでは、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」のアンインストール方法や注意事項について説明します。

「アンインストールと管理(ミドルウェア)」をアンインストールする場合は、以下の手順を実施してください。

  1. 「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動して他の富士通ミドルウェア製品が残っていないか確認します。起動方法は以下のとおりです。

    # /opt/FJSVcir/cir/bin/cimanager.sh [-c] <Enter>

    -c:コマンドインターフェース

    注意

    コマンドのパスに空白を含めると起動に失敗しますので、空白を含むディレクトリに移動させないでください。

    参考

    コマンドモードで起動する場合は、-c を指定してください。-c の指定がない場合は、GUI 環境がある場合は GUI モード、GUI 環境がない場合はコマンドモードで起動されます。

  2. インストールされている富士通ミドルウェア製品が何もない場合、下記のアンインストールコマンドを実行します。

    # /opt/FJSVcir/bin/cirremove.sh <Enter>
  3. "本ソフトウェアは富士通製品共通のツールです。本当に削除しますか?[y/n]:" と表示されたら、"y" を入力して継続します。

    数秒ほどでアンインストールが完了します。

  4. アンインストール完了後、以下のディレクトリおよびその配下のファイルが残りますので削除します。

    • /var/opt/FJSVcir/cir/internal

    • /var/opt/FJSVcir/cir/logs

    • /var/opt/FJSVcir/cir/meta_db

ポイント

仮想環境にマスタサーバを導入していた場合、本作業は不要です。


7.1.5.3 アンインストール後に残るOSの設定について

インストール時にBDPPが以下のOSの設定ファイルに対して設定した値は、アンインストール後も設定されたまま残ります。必要に応じて設定を元に戻してください。

参考

インストール前のOSの設定ファイルは、「.bdpp」という拡張子を付加したファイル名で退避されています。設定を元に戻す際の参考にしてください。


7.1.5.4 アンインストール後に残るユーザーについて

インストール時に構成ファイルの BDPP_HADOOP_DEFAULT_USERS、

BDPP_HADOOP_DEFAULT_GROUP で指定し、作成されたユーザー、グループはアンインストール時に削除されません。

必要に応じて削除してください。