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Interstage Big Data Parallel Processing Server V1.2.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

3.1 設計の概要

本製品を導入する前に、必要となる設計項目について説明します。

分類

設計項目

概要

備考

サーの設計

サーバを導入する環境

物理環境または仮想環境のどちらに導入するかを決定します。

マスタサーバの構成

マスタサーバを二重化構成とするか否かを決定します。

導入時に用いる構成ファイル bdpp.conf に指定します。

スレーブサーバの構成

初期導入時のスレーブサーバの台数を決定します。

導入時に2台目以降のスレーブサーバとして必要な台数だけ構築します。

仮想環境のマシン台数

仮想環境として使用するマシン台数を決定します。(仮想環境に導入する場合)

システム資源の設計

本製品のインストールおよび運用に必要となるディスク容量、メモリ容量、およびチューニングパラメーターを確認します。

導入前に、インストール対象となる各サーバが要件を満たしていることを確認します。

ファイシステムの設

共用ディスク装置への搭載容量

ファイルデータの総容量を見積り、ストレージ装置に搭載するディスク容量を決定します。

導入時の DFS ファイルシステムを構築する際に指定します。

導入前に、ストレージシステムの導入・設定を完了させておく必要があります。

使用するパーティション

DFS で使用するためのパーティションを決定します。

ファイルデータ領域のサイズ

将来追加するパーティションを含めた最大サイズを決定します(任意)。

データブロックサイズ

最適な I/O 処理を行うためのデータブロックサイズを決定します(任意)。

ネットワーク

業務 LAN の二重化

Hadoop の並列分散処理を行うための LAN を冗長化するか否かを決定します。

導入時に用いる構成ファイル bdpp.conf に指定します。

導入前に、各サーバおよびストレージシステムが物理的に接続されている必要があります。

CIP の二重化

マスタサーバの死活監視を行うための LAN を冗長化するか否かを決定します。

iSCSI の二重化

ストレージシステムを接続するため LAN を冗長化するか否かを決定します。

ユーザウント設計

Hadoop 利用ユーザーの決定

Hadoop ジョブの実行ユーザーを決定します。

導入時に用いる構成ファイル bdpp.conf に指定します。