本製品を導入する前に、必要となる設計項目について説明します。
分類 | 設計項目 | 概要 | 備考 |
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サーバを導入する環境 | 物理環境または仮想環境のどちらに導入するかを決定します。 | - | |
マスタサーバの構成 | マスタサーバを二重化構成とするか否かを決定します。 | 導入時に用いる構成ファイル bdpp.conf に指定します。 | |
スレーブサーバの構成 | 初期導入時のスレーブサーバの台数を決定します。 | 導入時に2台目以降のスレーブサーバとして必要な台数だけ構築します。 | |
仮想環境のマシン台数 | 仮想環境として使用するマシン台数を決定します。(仮想環境に導入する場合) | - | |
システム資源の設計 | 本製品のインストールおよび運用に必要となるディスク容量、メモリ容量、およびチューニングパラメーターを確認します。 | 導入前に、インストール対象となる各サーバが要件を満たしていることを確認します。 | |
共用ディスク装置への搭載容量 | ファイルデータの総容量を見積り、ストレージ装置に搭載するディスク容量を決定します。 | 導入時の DFS ファイルシステムを構築する際に指定します。 導入前に、ストレージシステムの導入・設定を完了させておく必要があります。 | |
使用するパーティション | DFS で使用するためのパーティションを決定します。 | ||
ファイルデータ領域のサイズ | 将来追加するパーティションを含めた最大サイズを決定します(任意)。 | ||
データブロックサイズ | 最適な I/O 処理を行うためのデータブロックサイズを決定します(任意)。 | ||
業務 LAN の二重化 | Hadoop の並列分散処理を行うための LAN を冗長化するか否かを決定します。 | 導入時に用いる構成ファイル bdpp.conf に指定します。 導入前に、各サーバおよびストレージシステムが物理的に接続されている必要があります。 | |
CIP の二重化 | マスタサーバの死活監視を行うための LAN を冗長化するか否かを決定します。 | ||
iSCSI の二重化 | ストレージシステムを接続するため LAN を冗長化するか否かを決定します。 | ||
Hadoop 利用ユーザーの決定 | Hadoop ジョブの実行ユーザーを決定します。 | 導入時に用いる構成ファイル bdpp.conf に指定します。 |