名前
r3passwd - セション開設用パスワードの変更
形式
r3passwd login |
利用方法
セション開設用情報は、Systemwalker Operation Manager サーバに登録されています。作業は、SAP ERP ジョブ連携を導入したSystemwalker Operation Manager サーバ上で行います。r3passwdコマンドは、システム管理者のみ使用できます。
機能説明
r3passwdコマンドは、SAP ERP システムへ接続する時のパスワードを変更します。パスワードを変更する場合、r3passwdコマンドは、新しいパスワードを入力するよう2回プロンプトします。
以下に、r3passwdコマンドの引数について説明します。
login
変更するパスワードが登録されているセション開設用情報名を指定します。本コマンド実行後に、パスワードの入力を促すプロンプトが表示されるので、新しいパスワードを入力します。また、確認のためのプロンプトが表示されるので、同じパスワードを再度入力してください。パスワードは、WAS 7.00以降は、40バイトまで指定できます。ただし、指定できるパスワードの長さは、接続先のSAP ERPシステムのベーシスリリースに依存しますので、接続先 SAP ERPシステムの規定範囲内の長さでパスワードを指定してください。例えば、WAS 7.00より前のベーシスリリースでは、パスワードの長さは8バイト以下に制限されています。詳細は、SAP ERPのドキュメントを参照してください。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris/ Linux | /usr/bin |
ファイル
データが格納されているファイルを以下に示します。
UNIX版の場合
/etc/mjes/r3/r3passwd
セション開設用情報ファイル
Windows版の場合
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ¥MPWALKER.JM¥Mpmjessv¥R3¥R3passwd
セション開設用情報ファイル
関連項目
SAP ERP ジョブ連携のr3usradd、r3usrmod、r3usrdel