SAP ERP スケジュールジョブは、以下の3種類の方法によって監視します。
実行状態の監視とは、SAP ERP スケジュールジョブの実行状態を監視することです。SAP ERP スケジュールジョブの実行状態を監視することで、SAP ERP システムジョブの実行状態を間接的に監視できます。
ジョブネットの起動時刻とジョブの実行時間の監視とは、以下の内容について監視することです。
SAP ERP スケジュールジョブを登録したジョブネットが予定した時刻に起動しているか
SAP ERP スケジュールジョブが予想した実行時間内で終了しているか
実行結果の確認とは、SAP ERP スケジュールジョブの実行結果を確認することです。SAP ERP スケジュールジョブの実行結果には、SAP ERP システムジョブの実行結果が表示されます。
SAP ERP スケジュールジョブの監視方法は、Systemwalker Operation Managerの他のジョブの監視方法と同じです。詳しくは、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”のスケジュールジョブの監視に関する説明を参照してください。
注意
Systemwalker Operation Manager サーバがシステムダウンした場合について
Systemwalker Operation Manager サーバがダウンした場合でも、SAP ERP システムに投入済のSAP ERP システムジョブは実行されます。ただし、SAP ERP システムジョブの投入元であるSAP ERP スケジュールジョブに後続するジョブがある場合、そのジョブはSAP ERP システムジョブが終了しても起動されません。
この場合、SAPGUIを使ってSAP ERP システムジョブの終了と実行結果を直接確認し、必要に応じて、後続のSAP ERP スケジュールジョブを手動で実行してください。SAPGUIの使い方については、SAP ERPのドキュメントを参照してください。