本機能は、OSの起動時に動作します。そのため、動作確認をするには、システムを再起動する必要があります。
ここでは、一時的に手動でシャットダウンエージェントの構成定義ファイルを更新し、システムを再起動して動作確認する方法を説明します。
シャットダウンエージェントの構成定義ファイルのバックアップ
動作確認を実施するノード(以降、nodeAとします)において、SA_ipmi.cfgをバックアップします。
# cp -p /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg.bk
シャットダウンエージェントの構成定義ファイルの更新
nodeAのシャットダウンエージェントの構成定義ファイルにおいて、nodeAのBMCまたはiRMCのIPアドレスを、存在しないIPアドレスに変更します。
# vi /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg
~~~
nodeA 10.20.30.41:user:pass cycle
↓↓↓
nodeA 255.255.255.255:user:pass cycle ← 存在しないIPアドレスに変更
注意
IPアドレスを変更したとき、Syslogに以下のメッセージが表示されることがあります。sdtool -s を実行した結果、SA_ipmiがTestFailedになることがありますが、問題はありません。
SMAWsf : SA SA_ipmi to test host <node> failed
システムの再起動
nodeAを再起動します。
# shutdown -r now
シャットダウンエージェントの構成定義ファイルの確認
nodeAのシャットダウンエージェントの構成定義ファイルにおいて、nodeAのBMCまたはiRMCのIPアドレスが更新されていることを確認します。
# vi /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg
~~~
nodeA 10.20.30.41:user:pass cycle
バックアップファイルの削除
nodeAにおいて、バックアップしておいたシャットダウンエージェントの構成定義ファイルを削除します。
# rm -f /etc/opt/SMAW/SMAWsf/SA_ipmi.cfg.bk