状態遷移プロシジャの起動優先度の変更は以下の手順で行います。本作業は、変更する状態遷移プロシジャを使用するプロシジャリソースが登録されている全てのノードで行います。
注意
状態遷移プロシジャの起動優先度を変更する場合は、クラスタアプリケーションの構成変更からプロシジャリソースを削除し、プロシジャリソースを再作成する必要があります。
クラスタアプリケーションの構成変更については、“8.1 クラスタアプリケーションの変更”を参照してください。
◆操作手順
システム管理者権限でログイン
プロシジャリソースの状態遷移プロシジャを変更するノードに、システム管理者権限でログインします。
プロシジャリソースの起動優先度の変更
clsetprocrsc(1M)コマンドを使用して、プロシジャリソースの起動優先度を変更します。
参照
clsetprocrsc(1M)コマンドの詳細については、clsetprocrsc(1M)のマニュアルページを参照してください。
例
ノード識別名がNODE1であるノードに登録されている、リソースクラスがBasicApplicationクラスで、リソース名がSDISKであるプロシジャリソースの起動優先度を10000に変更する場合
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetprocrsc -n SDISK -c BasicApplication -s NODE1 -p 10000