システム構成図を示します。
RAC によるスケーラブル運用では、全ノードで Oracle が動作します。クライアントはどちらのノードに接続してもデータベースを使用することができます。
スタンバイ運用では、運用ノードと待機ノードが存在します。運用ノードでは、Oracle、 論理 IP アドレス、共用ディスクへの接続が活性化され、待機ノードでは、それらが非活性化されています。異常発生時には、待機ノードへの業務の切替えが発生し、待機ノードの資源が活性化されます。クライアントは論理 IP アドレスによる接続を行うことにより、設定変更することなく運用中のノードに接続することができます。