IPMIのIPアドレスを変更する場合の手順について説明します。
◆操作手順
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)の運用を停止します。
# sdtool -e
IPMIの手順に従って、IPアドレスを変更します。
変更したIPアドレスを、シャットダウンエージェントの構成定義ファイルに記述します。
参照
構成定義ファイルの記述については“5.1.2.3.2 IPMI”を参照してください。
いずれかのノードで以下のコマンドを実行し、構成定義ファイルの変更内容を反映します。
# /etc/opt/FJSVcllkcd/bin/panicinfo_setup
以下のメッセージが出力されるので、“I”を選択します。
panicinfo_setup: WARNING: /etc/panicinfo.conf file already exists. (I)nitialize, (C)opy or (Q)uit (I/C/Q) ?
全ノードでシャットダウンデーモン(rcsd)を起動します。
# sdtool -b
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構が正常に動作していることを確認します。
# sdtool -s
注意
シャットダウン機構の設定変更が完了しているのに、初期状態がInitFailedと表示されたり、テスト状態にUnknownやTestFailedと表示されたりする場合、エージェントやハードウェアの設定に誤りがある可能性があります。エージェントやハードウェアの設定を見直してください。