MMBのIPアドレスを変更する場合の手順について説明します。
注意
MMBのIPアドレスは1台ずつ変更してください。
複数のMMBのIPアドレスを変更する場合は、この操作手順を繰り返してください。
◆操作手順
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構(SF)の運用を停止します。
# sdtool -e
IPアドレスを変更するノードで以下のコマンドを実行し、MMB非同期監視デーモンを停止します。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clmmbmonctl stop
MMBの手順に従って、IPアドレスを変更します。
IPアドレスを変更したノードで以下のコマンドを実行し、MMB非同期監視デーモンおよびシャットダウン機構(SF)を起動します。
# /etc/opt/FJSVcluster/bin/clmmbmonctl start # sdtool -b
手順4.のシャットダウン機構(SF)の起動が終了した後に、残りのノードでシャットダウン機構(SF)を起動します。
# sdtool -b
全ノードで以下のコマンドを実行し、シャットダウン機構が正常に動作していることを確認してください。
# sdtool -s
注意
シャットダウン機構の設定変更が完了しているのに、初期状態がInitFailedと表示されたり、テスト状態にUnknownやTestFailedと表示されたりする場合、ハードウェアの設定に誤りがある可能性があります。ハードウェアの設定を見直してください。