シングルノードクラスタ運用の運用形態を以下に示します。
◆特徴
1ノードから構成されるクラスタシステムにおける運用形態です。
[利点]
1ノード構成で、そのノード上の業務の監視・制御を行うことができます。
AUTORECOVER属性を設定したリソースに故障が発生した場合、自動的に再起動して復旧を試みることで、可用性を向上させることができます。
クラスタアプリケーションの作成、テストを行うための開発環境としても利用できます。
[欠点]
ハードウェア故障が発生した場合、業務停止となります。
◆フェイルオーバイメージ
シングルノードクラスタ運用ではフェイルオーバすることはありません。
注意
PRIMECLUSTERで使用する、クラスタインタコネクト用のネットワークインタフェースカードは、シングルノードクラスタ運用時も1枚は必要です。