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Systemwalker for Oracle エージェントクラスタユーザーズガイド
FUJITSU Software

7.4.1 運用待機(1:1)構成の場合

クラスタシステムが1:1運用待機構成である場合の解除方法について説明します。

以下に解除手順を図に示します。

7.4.1.1 リソースの削除[運用系ノードでの操作]

監視対象のOracleクラスタリソース(Oracle Database)から、Systemwalker for Oracleのリソースを削除します。

以下の手順でリソースの削除を行ってください。


【Oracle Fail Safe 3.4.xの場合】


  1. [Oracle Fail Safe Manager]の起動

    運用系ノードでOracle Fail Safe Managerを起動してください。


  2. グループからリソースを削除

    リソースを追加したグループのクラスタリソースから「Systemwalker for Oracle Monitor」を選択し、ポップアップメニューで[グループから削除]を選択します。


  3. Systemwalker for Oracleサービスの削除確認

    Systemwalker for Oracleのサービス(MpOracleM)の削除確認メッセージが表示されます。[はい]を選択してください。


【Oracle Fail Safe 4.1の場合】


  1. [フェールオーバークラスターマネージャー]の起動

    運用系ノードでフェールオーバークラスターマネージャーを起動してください。


  2. 役割からリソースを削除

    リソースを追加した役割のリソースから「Systemwalker for Oracle Monitor」を選択し、ポップアップメニューで[削除]を選択します。


  3. Systemwalker for Oracleサービスの削除確認

    Systemwalker for Oracleのサービス(MpOracleM)の削除確認メッセージが表示されます。[はい]を選択してください。


7.4.1.2 クラスタ環境設定コマンドの実行(解除)[全ノードでの操作]

以下のコマンドを実行し、クラスタ環境の解除を行ってください。
クラスタ環境設定コマンドの実行(解除)は、全ノードで行ってください。
コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。

mporsetclst.exe -d <ENTER>


クラスタ環境設定コマンドの実行後、以下のオプションを指定してクラスタ環境設定の設定状態を確認してください。

mporsetclst.exe -v <ENTER>
mporsetclst  : mporsetclst information
               This system is not on a cluster.

7.4.1.3 Systemwalker for Oracleの監視サービスのスタートアップ種類の確認[全ノードでの操作]

Systemwalker for Oracleの監視サービス(Systemwalker for Oracle Monitor)のスタートアップの種類は、Systemwalker for Oracleのクラスタ環境設定コマンド(解除)を実行すると[自動]に設定されています。


スタートアップの種類が[自動]に設定されていることを、以下の手順で確認してください。

  1. コントロールパネルから、管理ツールの[サービス]ダイアログボックスを開きます。

  2. Systemwalker for Oracle Monitorを選択し右クリックで、[プロパティ]-[全般]を選択します。

  3. スタートアップの種類が[自動]に設定にされていることを確認します。
    もし、[自動]以外が設定されている場合は、[自動]に再設定し、[OK]ボタンをクリックします。