Systemwalker for Oracleが通知するメッセージ(Oracleでアラートログファイルに出力された「ORA-」から始まるメッセージ、「OSD-」から始まるメッセージ、または「FOR-」から始まるメッセージ)に対して、詳細な情報を表示することができます。
メッセージ詳細の表示を行うには、運用管理サーバに「メッセージ情報ファイル」を登録しておく必要があります。
「メッセージ情報ファイル」の登録については“Systemwalker for Oracle 導入ガイド”-“メッセージ情報ファイルを登録する”を参照してください。
Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧でSystemwalker for Oracleが通知するイベント(「ORA-」、「OSD-」および「FOR-」で始まるメッセージ)を選択し、連携製品の起動を行うと、メッセージ詳細が表示されます。
表示されるメッセージ詳細については以下のとおりです。
Oracleメッセージ(「ORA-」または「OSD-」で始まるメッセージ)の場合
表示される情報 | 内容 |
メッセージ本文 | 対象となるメッセージ本文 |
原因 | 対象となるメッセージの意味および問題が発生した原因 |
処置 | 対象となるメッセージに対する一般的な処置方法 |
Systemwalker for Oracleメッセージ(「FOR-」で始まるメッセージ)の場合
表示される情報 | 内容 |
メッセージ本文 | 対象となるメッセージ本文 |
メッセージの意味 | 対象となるメッセージの意味および問題が発生した原因 |
パラメタの意味 | メッセージに付加されている各種パラメタに対する意味を表示します。 |
システムの処理 | メッセージ発生後、Systemwalker for Oracleがどのような処理を行うか表示します。 |
システム管理者の処置 | 対象となるメッセージに対して、システム管理者が行う処理を表示します。 |
注意
FOR-00447のメッセージ詳細情報について
「FOR-00447」についてのメッセージ詳細情報を表示した場合、メッセージ本文内の「ORA-」メッセージについてのメッセージ詳細情報も表示されます。
ただし、対象となるメッセージに対する詳細情報がない場合、以下のメッセージが表示されます。
「本文中のメッセージ番号に対する詳細情報はありません。」
対象となるメッセージは「ORA-」で始まるメッセージですが、別のメッセージカテゴリ(TNS等)で詳細情報が記されているメッセージであるため、本メッセージに対する詳細情報はありません。
本メッセージに関する詳細情報は、Oracleのメッセージマニュアルを参照してください。