Systemwalker for Oracleのイベント種別の定義を手動で追加する場合の手順について説明します。
Systemwalkerコンソールの[ツリー選択]ボックスから、環境定義を行う対象が存在するツリー(ノード一覧、ノード管理、業務管理)を選択します。
ノード管理ツリーまたは業務管理ツリーを選択した場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択し、[監視ツリーの選択]ダイアログボックスに表示されるツリーの中から目的のツリーを選択します。
選択したツリーの中から対象のフォルダまたはノードを選択した後、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[イベント]-[フォルダ]または[ノード]を選択し、[イベント監視の条件定義]画面を表示します。
Systemwalker for Oracleの定義情報を追加します。
Systemwalker for Oracleの定義情報は[イベント監視の条件定義]画面の先頭に登録されている必要があります。
イベント定義の追加は、[イベント監視の条件定義]画面で先頭番号「1」を選択し、[イベント]メニューから[イベントの追加]を選択して表示される[イベント定義]画面で行います。
Systemwalker for Oracleの定義情報は10項目です。すべての項目を追加してください。
また、イベント定義を行った各項目に対して、アクション定義を行う必要があります。
アクション定義は、[イベント監視の条件定義]画面で対象となる番号を選択し、[アクション]メニューから[アクションの定義]を選択して表示される[アクション定義]画面で設定します。
[イベント定義]画面および[アクション定義]画面で設定する内容について以下に示します。
番号 | [イベント定義](*1) | [アクション定義] | ||||
メッセージの特定 | [メッセージ監視]タブ | |||||
ラベルの特定(*2) | メッセージテキストの特定(*3) | 上位システムに送信 | ログ格納 | 詳細設定 | ||
監視イベント種別 | 重要度 | |||||
1 | UX:Oracle | ORA-00000 | しない | しない | - | - |
2 | UX:Oracle | ORA-006[0-3] | する | する | Oracle | 最重要 |
3 | UX:Oracle | ORA- | する | する | Oracle | 変更しない |
4 | UX:Oracle | OSD- | する | する | Oracle | 変更しない |
5 | UX:Oracle | FOR- | する | する | Oracle | 変更しない |
6 | AP:Oracle | ORA-00000 | しない | しない | - | - |
7 | AP:Oracle | ORA-006[0-3] | する | する | Oracle | 最重要 |
8 | AP:Oracle | ORA- | する | する | Oracle | 変更しない |
9 | AP:Oracle | OSD- | する | する | Oracle | 変更しない |
10 | AP:Oracle | FOR- | する | する | Oracle | 変更しない |
(*1) 以下に示す項目については、「特定しない」を設定します。
ホスト名の特定
監視イベント種別の特定
メッセージタイプの特定
通報番号の特定
重要度
メッセージの特定-エラー種別の特定
(*2)「ラベルの特定」については、「ラベル名」を選択し、リテラルを入力してください。
(*3)「メッセージテキストの特定」については、「メッセージテキスト」を選択し、リテラルを入力してください。
設定した情報は、ポリシーを配付することで反映されます。