MSCSに対してISIのセットアップに必要なリソースを登録します。
クラスタアドミニストレータを使用し、下表のサービスのリソースを登録してください。
注意
Windows Server 2008では、以下のリソースのセットアップパラメタを削除してください。
FJapache
Interstage HTTP Serverのサービス
セットアップパラメタの削除は以下のコマンドを実行します。
Cluster Resource "リソース名" /priv StartupParameters=""
以下サービスについては、サービスの停止時に自動再起動、フェールオーバが行われないように設定する必要があります。クラスタアドミニストレータの各サービスの詳細設定で、「再開しない」を選択してください。
Interstage Java EE DAS
Interstage Java EE Node Agent
MSCSへの登録リソース
| リソース名 | サービス名 | リソースの種類 | 依存関係(依存先) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
(1) | ISI用IPアドレス | - | IPアドレス | (注1) | |
(2) | ISI用ネットワーク名 | - | ネットワーク名 | (1)ISI用IPアドレス | (注1) |
(3) | 共用ディスク | - | 物理ディスク | (2)ISI用ネットワーク名 | |
(4) | Interstage Java EE DAS | Interstage Java EE DAS | 汎用サービス | (3)共用ディスク | (注2) |
(5) | Interstage Java EE Node Agent | Interstage Java EE Node Agent | 汎用サービス | (4)Interstage Java EE DAS | (注2) |
(6) | OD_start | ODloader | 汎用サービス | (3)共用ディスク | (注2) |
(7) | Naming Service | Naming | 汎用サービス | (6)OD_start | (注2) |
(8) | InterfaceRep_Cache Service | InterfaceRep_Cache_s | 汎用サービス | (7)Naming Service | (注2) |
(9) | InterfaceRep_Cache_e Service | InterfaceRep_e | 汎用サービス | (7)Naming Service | (注2) |
(10) | TransactionDirector | TransactionDirector | 汎用サービス | (8)InterfaceRep_Cache_Service | (注2) |
(11) | Interstage API | Interstage API | 汎用サービス | (10)TransactionDirector | (注2) |
(12) | FJapache | FJapache | 汎用サービス | (1)ISI用IPアドレス | |
(13) | InterstageHTTPServer(Webサーバ名) | Interstage HTTP Server(Webサーバ名) | 汎用サービス | (1)ISI用IPアドレス | (注4) |
[補足事項]
上記のすべてのリソースをInterstage用のグループに登録してください。
実行できる所有者には、クラスタシステムを構成するノードを指定してください。
(注1)Windows Server 2008のフェールオーバークラスタリング機能の場合、(1)、(2)のかわりに、“クライアントアクセスポイント”をリソースとして登録してください。
(注2)“ネットワーク名をコンピュータ名として使う”チェックボックスを選択しないでください。
(注3)InterfaceRep_eサービスが存在する場合には、InterfaceRep_Cache_sサービスに加え、InterfaceRep_eサービスも登録します。
InterfaceRep_eサービスが存在しない場合には、InterfaceRep_eサービスを登録する必要はありません。
(注4)Webサーバを追加している場合、追加したWebサーバのサービス名は“Interstage HTTP Server(Webサーバ名)”です。