統合インストーラによるISIクライアント機能のインストール方法について説明します。
注意
Interstage Application Serverがインストールされている環境にISIクライアント機能をインストールする場合は、Interstage Application Serverの以下の機能がインストールされている必要があります。以下の機能がインストールされていない場合は、Interstage Application Serverのインストーラを使用して、以下の機能を追加してから、ISIをインストールしてください。
Interstage Application Server V11のクライアントパッケージがインストールされている場合
Java EEクライアント
CORBAサービスクライアント
CORBAサービスディベロップメントツール
J2EE互換クライアント
Interstage Application Server Standard-J Edition V11.0のサーバパッケージがインストールされている場合
Java EE
Webサーバコネクタ
J2EE互換
Interstage Application Server Enterprise Edition V11.0のサーバパッケージがインストールされている場合
Java EE
Webサーバコネクタ
J2EE互換
ISIクライアント機能だけをインストールした環境で、BPEL機能を利用する場合は、“Java EE”機能、または“Java EEクライアント”機能のインストールが必要です。
“ISIインストーラによる個別インストール”の“Interstage Application Serverの機能を選択してインストールする場合”の手順に従い、“Java EE”機能、または“Java EEクライアント”機能を選択してインストール後、ISIクライアント機能をインストールしてください。
なお、以下の手順でInterstage Studioがインストールされている場合は、Interstage Studioから“Java EE”機能がインストールされますので、上記の方法で“Java EE”機能、または“Java EEクライアント”機能を別途インストールする必要はありません。
Interstage Studio V10.0、V10.1、V11.0、またはV11.1をインストール後、ISIクライアントをインストール
以下のラベルのDVD-ROMをコンピュータのDVD-ROM装置にセットし、表示される以下の画面で[インストール]ボタンをクリックしてください。
■DVD-ROMのラベル(ISI Standard Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Standard Edition メディアパック V9.6.0 クライアントパッケージ”
■DVD-ROMのラベル(ISI Enterprise Editionの場合)
“Interstage Service Integrator Enterprise Edition メディアパック V9.6.0 クライアントパッケージ”
図3.24 [Interstage Service Integrator V9.6.0]画面
[はじめにお読みください]ボタンをクリックすると、ISIのソフトウェア説明書が表示されます。
[インストールガイド]ボタンをクリックすると、“ISI 導入ガイド”が表示されます。
[インストールの確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合は、[変更しない]を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックして、手順5へ進んでください。インストールが開始されます。
表示された内容を変更する場合は、[変更する]を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
図3.25 [インストールの確認]画面
ポイント
[インストールの確認]画面で[変更しない]を選択した場合、ISIは以下の設定でインストールされます。
設定項目 | 設定値 | |
---|---|---|
インストール先ディレクトリ | Interstage Application Server | C:\Interstage |
Interstage Service Integrator | C:\Interstage\ISI |
Interstage用の[インストール先の選択]画面で、各[変更]ボタンをクリックし、Interstage Application Server、およびISIのインストール先を設定して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
インストール先フォルダを変更しない場合は、[次へ]ボタンをクリックしてください。
図3.26 [インストール先の選択]画面(Interstage)
注意
Interstage Application Serverがインストール済みの場合、Interstage Application Serverのインストール先フォルダは、本画面に表示されません。
インストール先フォルダ名には、以下の文字を指定できます。
・半角英数字
・半角スペース
・「-」(ハイフン)
・「_」(アンダーバー)
上記以外の文字を指定すると、インストールが失敗、またはハングアップすることがあります。
Interstage Application Serverのインストールに失敗した場合、“Interstage Application Server インストールガイド”の“インストール時のトラブル対処方法”を参照して、対処してください。
ISIのインストールに失敗した場合、“ISI トラブルシューティング”の“インストール・アンインストール時の異常”を参照して対処してください。
一度設定したディレクトリ以外の別ディレクトリを設定しなおした場合、先に作成したディレクトリが残る場合があります。必要なければ削除してください。
[インストール先の選択]画面で[変更]ボタンをクリックし、表示された[フォルダの選択]画面で作業中に画面からカーソルが外れ、ディレクトリのパスが入力できなくなることがあります。ディレクトリのパスが入力できなくなった場合、以下の手順で操作してください。
1)[キャンセル]ボタンをクリックし、[フォルダの選択]画面を終了します。
2)[インストール先の選択]画面をクリックします。画面上のボタン以外をクリックしてください。
3)再度[インストール先の選択]画面で[変更]ボタンをクリックし、[フォルダの選択]画面を表示してください。
4)[フォルダの選択]画面で正しいディレクトリを入力してください。
[インストールの確認]画面で、インストール内容を確認してください。
表示された内容でインストールする場合は、[インストール]ボタンをクリックしてください。インストールが開始されます。
表示された内容を変更する場合は、[戻る]ボタンをクリックして変更したい項目の設定画面まで戻り、設定を変更してください。
図3.27 [インストールの確認]画面
インストール完了後、[InstallShield Wizardの完了]画面で[完了]ボタンをクリックして終了してください。
[完了]ボタンをクリックした後は、タスクバーに表示されているインストーラのアイコンが消えるのを確認してから、コンピュータの操作を行ってください。
図3.28 [InstallShield Wizardの完了]画面