バッチシステム全体の運用は、システム管理者(SolarisおよびLinuxの場合はスーパーユーザ、Windows(R)の場合はAdministratorsグループに所属するユーザ)がバッチサーバ上で行います。
バッチシステムの運用として以下について説明します。
バッチシステムの運用開始
バッチシステムの運用停止
ジョブの実行環境単位の運用として以下について説明します。
ジョブの実行環境単位の運用開始
ジョブの実行環境単位の運用停止
その他のバッチシステムの運用として以下について説明します。
ファイルシステムの確認と対処
世代ファイルの運用
実行履歴ログの運用
ジョブログの運用
ジョブの流量制御
運用開始から運用の停止までの流れ
ジョブの実行環境の操作モードを自動モードでセットアップ(推奨)し、かつ、バッチサービスをまとめて操作する場合の運用の流れを以下に示します。
それぞれの運用操作について以下に説明します。
以下の手順で運用を開始します。
JMXサービスを起動します。詳細は、“2.1.1.1 JMXサービスの起動”を参照してください。
Interstageを起動します。詳細は、“2.1.1.2 Interstageの起動”を参照してください。
バッチサービスを開始します。バッチ実行サービスとバッチ受付サービスが開始されます。
イニシエータの開始方法の設定が“自動”になっているイニシエータが、バッチ実行サービスの開始と連動して開始されます。
イニシエータの開始と連動してバッチワークユニットおよびイベントチャネルが起動されます。
開始したイニシエータのジョブキューでジョブの実行が可能な状態になります。なお、ジョブキュー名はイニシエータ名と同じ文字列です。
詳細は、“2.1.1.4 バッチサービスの開始”を参照してください。
イニシエータの開始方法の設定が“手動”になっているイニシエータを開始します。
イニシエータの開始と連動してバッチワークユニットおよびイベントチャネルが起動されます。
開始したイニシエータのジョブキューでジョブの実行が可能な状態になります。なお、ジョブキュー名はイニシエータ名と同じ文字列です。
詳細は、“2.1.3.2 イニシエータの開始”を参照してください。
イニシエータの開始方法の設定が“手動”になっているイニシエータを停止します。
停止するイニシエータのジョブキューでのジョブの終了を待ちます。
イニシエータの停止と連動してバッチワークユニットおよびイベントチャネルが停止されます。
詳細は、“2.1.4.3 イニシエータの停止”を参照してください。
以下の手順で運用を停止します。
すべてのイニシエータのジョブキューについて、ジョブの終了を待ちます。
バッチサービスを停止します。バッチ実行サービスとバッチ受付サービスが停止されます。
バッチ実行サービスの停止と連動して、すべてのイニシエータが停止されます。
イニシエータの停止と連動してバッチワークユニットおよびイベントチャネルが停止されます。
詳細は、“2.1.2.2 バッチサービスの停止”を参照してください。
Interstageを停止します。詳細は、“2.1.2.4 Interstageの停止”を参照してください。
JMXサービスを起動します。詳細は、“2.1.2.5 JMXサービスの停止”を参照してください。