キープディスクをルートクラスに登録すると、キープディスク内のファイルシステムのデバイス特殊ファイル名が変わります。このため、ルートクラスに登録したキープディスクに、GFS ローカルファイルシステムで使用しているパーティションが含まれている場合、GDS 運用管理ビューの [システムディスク設定] または sdxroot -M コマンドを実行した後、システムを再起動する前に、当該パーティションに対して以下の設定変更作業を行う必要があります。
パーティション情報の設定変更
設定変更方法については、「PRIMECLUSTER Global File Services 説明書」または sfxadm(1M) コマンドのマニュアルページを参照してください。
/etc/vfstab ファイルの修正
デバイス特殊ファイル名を、物理スライスの特殊ファイル名から論理ボリュームの特殊ファイル名に変更します。
なお、GFS ローカルファイルシステムを / (ルート)、/usr、/var、/opt として使用することはできません。また、システムディスク内のパーティションを GFS 共用ファイルシステムで使用することはできません。詳細については、「PRIMECLUSTER Global File Services 説明書」を参照してください。