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PRIMECLUSTERGlobal Disk Services 説明書 4.2

はじめに

本書は、GDS (Global Disk Services) と、GDS のオプション製品である GDS Snapshot の機能、設定方法および運用方法について説明します。


本書の目的

本書は、GDS および GDS Snapshot の使用方法を理解し、環境設定、運用および保守を行えることを目的としています。


本書の読者

本書は GDS および GDS Snapshot の運用管理を行うすべてのユーザと、GDS 環境で動作するアプリケーションを作成するプログラマを対象にしています。


本書の構成

本書は 6 章と付録、用語集で構成されています。各部の内容は以下のとおりです。

○:読んでいただきたい項目

見出し

内容

運用者

管理者

第1章 機能

GDS および GDS Snapshot の機能概要について説明しています。

第2章 オブジェクト

GDS および GDS Snapshot を構成するオブジェクトの内容について説明しています。

第3章 GDS 運用管理ビューの起動と終了

GDS 運用管理ビューの起動/終了方法、および起動のために必要なブラウザ環境について説明しています。

第4章 運用管理ビューの画面要素

GDS を利用するうえで必要な運用管理ビューの内容について説明しています。

第5章 操作

GDS の操作の流れや、設定、運用、保守などの方法について説明しています。

第6章 バックアップとリストア

GDS の管理下にあるディスクデータのバックアップとリストアの方法について説明しています。

付録A 留意事項

GDS を使用する際に必要な規約、注意事項および設定上の指針について説明しています。

付録B Web-Based Admin View のログ参照

別冊の「Web-Based Admin View 操作手引書」を参照してください。

付録C Web-Based Admin View 動作環境設定

別冊の「Web-Based Admin View 操作手引書」を参照してください。

付録D コマンドリファレンス

GDS および GDS Snapshot で使用できるコマンドについて説明しています。

付録E GDS のメッセージ

GDS および GDS Snapshot の設定や運用を行う際に表示される GDS のメッセージの内容、原因および対処方法について説明しています。

付録F トラブルシューティング

GDS が管理しているオブジェクトや物理ディスクに異常が発生した場合の対処方法について説明しています。

付録G よく尋ねられる質問 (FAQ)

GDS および GDS Snapshot でよく尋ねられる質問 (FAQ) についてまとめています。

用語集

GDS および GDS Snapshot の用語について解説しています。必要に応じて参照してください。


関連マニュアル

以下のマニュアルを必要に応じて参照してください。

マニュアルの印刷について

マニュアルの印刷をする場合には、PDF ファイルを利用してください。

PDF ファイルの参照・印刷には、Adobe Reader が必要です。Adobe Reader の入手方法については、Adobe Systems Incorporated.(アドビシステムズ社)のホームページを参照してください。


本書の表記について

本書中の表記方法は以下のとおりです。

ポイント

ポイントとなる内容について説明します。

注意

注意する項目について説明します。

参考

参考となる内容を説明します。

参照

参照するマニュアル名などを説明します。


略称

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。


商標について

Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。

Oracle と Java は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

EMC、PowerPath、SRDF、Symmetrix および Time Finder は EMC Corporation の登録商標です。

SAN Manager は、EMC Corporation の商標です。

PRIMECLUSTER は、富士通株式会社の登録商標です。

その他各種製品名は、各社の製品名称、商標または登録商標です。

お願い

出版年月および版数

2006 年 5 月  初版
2009 年 6 月  第2版
2011 年 10 月  第2.1版
2015 年 3 月  第2.2版

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006-2015

変更履歴

追加・変更内容

変更箇所

版数

ディスク故障時のシステムの起動について記載しました。

1.2.1.1 システムディスクミラーリング

第 2.1 版

ディスクアレイ装置の記事を修正しました。

1.5.3 OPC方式による瞬間スナップショット
A.2.19 OPC方式による瞬間スナップショット

「ポップアップメニュー」 の説明を追加しました。

4.1 画面の構成

注意事項を追加しました。

4.2.1 基本
5.1.4.2 バックアップ (等価性方式)
5.1.7 ディスク移行
5.3.4 ディスク交換
5.5.1 ファイルシステムの削除
5.5.5 システムディスク解除
A.2.6 ディスクサイズ
F.1.3 ボリューム状態に関する異常

「物理ディスク情報更新」 の記事を修正しました。

4.2.3 操作

「状態チェック」 の説明を追加しました。

4.2.3 操作

システムディスクのミラーリングの条件を修正しました。

5.2.1 システムディスク設定

タイトルを変更しました。

5.3.1 構成/状態の確認と状態監視
A.2.31 内蔵ディスクの交換 (FC-AL)

「5.3.1.4 オブジェクトの状態確認」 を追加しました。

5.3.1 構成/状態の確認と状態監視

参考記事を追加しました。

6.1.1 バックアップ手順
6.1.2 リストア手順 (システムがブートできる場合)

参考記事を修正しました。

6.1.1 バックアップ手順
6.1.2 リストア手順 (システムがブートできる場合)

参照記事を修正しました。

6.1.1 バックアップ手順
6.1.2 リストア手順 (システムがブートできる場合)
6.1.3 リストア手順 (システムがブートできない場合)
F.1.11 ディスク装置の異常

「5) テープ装置の特殊ファイルを作成します。」 を削除しました。

6.1.2 リストア手順 (システムがブートできる場合)

注意事項を修正しました。

6.1.2 リストア手順 (システムがブートできる場合)
6.1.3 リストア手順 (システムがブートできない場合)
A.2.9 システムディスクのミラーリング
D.20 コマンドによるシステムボリュームの拡張

「1) CD-ROM 装置 (またはネットワーク) からシステムをブートします。」 を修正しました。

6.1.3 リストア手順 (システムがブートできない場合)

「2) テープ装置の特殊ファイルを作成します。」 を削除しました。

6.1.3 リストア手順 (システムがブートできない場合)

「3-5) リストアを行ったノードでボリュームを起動します。」 を追加しました。

6.3.3 リストア

「11) クラスの削除」 の実行例を修正しました。

6.5.3 バックアップ用ディスクからのリストア

前提条件を3つに分類しました。

A.1.8 プロキシ構成の前提条件

記事を追加しました。

  • 「A.2.32 内蔵ディスクの交換 (SPARC T3-1 / T3-2 / T3-4)」

  • 「A.2.34 復元用緊急起動ディスク」

A.2 注意事項

「ホットスペアに伴う等価性コピー処理の所要時間」 を追加しました。

A.2.8 ホットスペア

データを保持したままミラーリングするための条件を修正しました。

A.2.10 キープディスク

アドバンスト・コピー機能が使用されない条件を修正しました。

A.2.18 プロキシ構成におけるアドバンスト・コピー機能の利用

リード文を修正しました。

A.2.20 EMC Symmetrix を使用する場合

「基本オプション」の「Relate」を修正しました。

D.14 sdxproxy - プロキシオブジェクトの操作

参照記事を追加しました。

D.20 コマンドによるシステムボリュームの拡張

メッセージの対処を修正しました。

  • 44028

  • 60039

  • 60257

E.3.3 警告メッセージ (44000 - 44099)
E.4.1 エラーメッセージ (60000 - 60399)

メッセージの説明と対処を修正しました。

  • 60057

E.4.1 エラーメッセージ (60000 - 60399)

メッセージを追加しました。

  • 60368

  • 60369

  • 60372

E.4.1 エラーメッセージ (60000 - 60399)

メッセージ本文を修正しました。

  • 5014

E.5.1 エラーメッセージ(5000 - 5099)

「(2) 等価性コピー処理中にコピー元スライスで I/O エラーが発生して、コピー先スライスが INVALID 状態になった。」 の対処を修正しました。

F.1.1 スライス状態に関する異常

「(1) ディスクが DISABLE 状態である。」 の対処c) に記事を追加しました。

F.1.2 ディスク状態に関する異常

対処 (3) のタイトルを修正しました。

F.1.6 運用管理ビューに関する異常

「(1) マスタ、プロキシ間のコピー処理においてアドバンスト・コピー機能が使用できない。」 の原因と対処を修正しました。

F.1.7 プロキシオブジェクトに関する異常

「(1) "ERROR: class: cannot operate in cluster environment, ..." というエラーメッセージが出力され、クラス class が操作できない。」の対処を修正しました。

F.1.9 クラスタシステムに関する異常

-d オプションに関する記事を追加しました。

F.2.2 sdxsnap.sh による初期調査資料採取

用語を削除しました。

  • ETERNUS3000 series

  • ETERNUS6000 series

用語集

エラーメッセージ 60418 を追加しました。

E.4.1 エラーメッセージ (60000 - 60499)

第 2.2 版