IMAPSエージェントは、運用に応じたカスタマイズができます。カスタマイズには、IMAPSエージェントのプロジェクトを修正しビルドを行う方法と、IMAPSサーバに設定を登録することで、IMAPSエージェントに設定を動的に配布・反映する方法があります。
以下のカスタマイズは、IMAPSエージェントのプロジェクトを修正しビルドを行うことで反映できます。
設定により、IMAPSエージェントの利用者が接続先情報を入力する手間を省きます。
本設定を行わない場合は、利用者にIMAPSサーバアドレスの情報を通知し、その値を利用者がIMAPSエージェントに設定する必要があります。
HTTPS通信時のサーバなりすましを回避できます。
自己署名したサーバ証明書を利用しない場合には不要です。本運用環境では自己署名したサーバ証明書は利用しないことをおすすめします。
業務に応じて、IMAPSエージェントのログイン画面やスライドメニューを変更することができます。
以下のカスタマイズは、2つの方法があります。上記に示したIMAPSエージェントのプロジェクトを修正または、IMAPSサーバへの設定情報を登録することで、IMAPSエージェントの動作を指定できます。
カスタマイズについての詳細は、10.2 IMAPSエージェントの設定の配布、および、"アプリケーション開発ガイド"」の" IMAPSエージェントのカスタマイズ"を参照してください。