クライアント設定ファイルは、Android版ではJavaのプロパティファイル形式、iOS版ではplist形式、Windows版ではXML形式です。
プロパティファイル形式では、キー名とそれに対応した設定値の組で1つのエントリが構成され、以下のような形式になっています。
キー名 = 設定値 キー名 = 設定値 : :
行頭に"#"がついている行はコメントとして扱われます。
改行コードはCR、LF、CR+LFのいずれも使用可能です。
plist形式では、以下のようなxmlで値を指定します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist> <plist version="1.0"> <array> <dict> <key>key</key> <string>キー名</string> <key>value</key> <string>設定値</string> </dict> <dict> <key>key</key> <string>キー名</string> <key>value</key> <string>設定値</string> </dict> : : </array> </plist>
クライアント設定ファイルに定義するプロパティの型は文字列型です。
XML形式では、以下のようなxmlで値を指定します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <properties> <キー名>設定値</キー名> <キー名>設定値</キー名> : : </properties>
存在しないプロパティのキー名は無効です。記述しても利用されません。
IMAPSエージェントはログイン後に、サーバに置かれたクライアント設定ファイルの更新を確認します。サーバにクライアント設定ファイルを置いた場合、その設定が適用されるのは、この確認後となります。