4.3.3 パラメーター収集定義ファイル

ファイル名

任意

使用用途

ソフトウェアからパラメーターを収集できるパラメーターの構成情報を記述したXMLファイルです。

パラメーター収集定義の詳細については、「2.2 収集するパラメーターの定義」を参照してください。

ファイル形式

パラメーター収集定義 (XMLファイル) は以下の形式となっています。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<parameterCollecting version="1.0">
	<name>[パラメーター収集の名前]</name>
	<method>[パラメーター収集の方式]</method>
	<parameters>
		<parameter>
			<key>[パラメーターのキー]</key>
			<type>[パラメーターの値の型]</type>
			<label>[パラメーターのラベル]</label>
		</parameter>
		…
	</parameters>
</parameterCollecting>

以下にそれぞれの項目 (タグ) の説明および設定内容について示します。

この情報を参考にして、必要に応じてパラメーター設定定義を修正してください。

タグ名の[ ]は、省略可能なタグであることを示しています。

タグ名	型	設定範囲	説明	必須	設定内容
name	string UTF-8	256文字以内	パラメーター収集の名前を指定します。	△
method	string ASCII	選択	パラメーター収集方式を指定します。	○	以下から選択します。「cmd」：ディスカバリスクリプトのdiscover.cmdを呼び出します。「sh」：ディスカバリスクリプトのdiscover.shを呼び出します。
parameters	－	－	ソフトウェアから収集できる複数のパラメーターを指定します。	×
parameter	－	1個以上	ソフトウェアから収集できるパラメーターをキーと値で指定します。	×
key	string ASCII	1～256Bytes	パラメーターのキーを指定します。	○	使用可能文字は英数字、「.」、「_」および「-」です。ただし、先頭は英字だけです。
type	string ASCII	選択	値の型を指定します。	○	以下から選択します。「boolean」：真偽値「number」：数値「string」：文字列「string array」：文字列の配列「map」：(マップ) 型の詳細については、「2.1.2 パラメーターの型」を参照してください。
[ label ]	string UTF-8	64文字以内	パラメーターを画面上に表示する場合のラベルを指定します。	△

必須欄の記号は、以下を意味しています。

○：タグを指定した場合は、必ず値を指定してください。

△：値は省略可能です。

×：値の設定は不要です。タグだけの指定です。

使用例(XML)

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<parameterCollecting version="1.0">
	<name>Collecting Definition</name>
	<method>cmd</method>
	<parameters>
		<parameter>
			<key>key.isParameter</key>
			<type>boolean</type>
		</parameter>
		<parameter>
			<key>key.number</key>
			<type>number</type>
		</parameter>
		<parameter>
			<key>key.parameter</key>
			<type>string</type>
		</parameter>
		<parameter>
			<key>key.parameter.list</key>
			<type>string array</type>
		</parameter>
		<parameter>
			<key>key.parameters</key>
			<type>map</type>
		</parameter>
	</parameters>
</parameterCollecting>