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Systemwalker Software Configuration Manager 開発ガイド
FUJITSU Software

3.3.3 swcfmg_param_defassoc(ソフトウェアとパラメーター定義の関連付けコマンド)

機能説明

ソフトウェアとパラメーター設定定義、または、ソフトウェアとパラメーター収集定義を、関連付け、関連付けの解除、および、一覧表示をします。

記述形式

【Windows】

swcfmg_param_defassoc.exe

{ -attach -softid "ソフトウェアID" -sdefid "パラメーター設定定義ID" |

-attach -softid "ソフトウェアID" -cdefid "パラメーター収集定義ID" |

-detach -softid "ソフトウェアID" -sdefid "パラメーター設定定義ID" |

-detach -softid "ソフトウェアID" -cdefid "パラメーター収集定義ID" |

-list [-sdef] [-cdef] [-file "出力ファイルパス"] [-e "入力ファイルの文字コード"] }

【Linux】

swcfmg_param_defassoc

{ -attach -softid "ソフトウェアID" -sdefid "パラメーター設定定義ID" |

-attach -softid "ソフトウェアID" -cdefid "パラメーター収集定義ID" |

-detach -softid "ソフトウェアID" -sdefid "パラメーター設定定義ID" |

-detach -softid "ソフトウェアID" -cdefid "パラメーター収集定義ID" |

-list [-sdef] [-cdef] [-file "出力ファイルパス"] [-e "入力ファイルの文字コード"] }

オプション

-attach -softid "ソフトウェアID" -sdefid "パラメーター設定定義ID"

ソフトウェアIDのソフトウェアとパラメーター設定定義IDのパラメーター設定定義とを関連付けます。1つのソフトウェアと、複数のパラメーター設定定義を関連付けることができます。ソフトウェアのOS種別に対応した、パラメーター定義の方式を指定する必要があります。

-attach -softid "ソフトウェアID" -cdefid "パラメーター収集定義ID"

ソフトウェアIDのソフトウェアとパラメーター収集定義IDのパラメーター収集定義とを関連付けます。複数のソフトウェアと、1つのパラメーター収集定義を関連付けることができます。ソフトウェアのOS種別に対応した、パラメーター定義の方式を指定する必要があります。

-detach -softid "ソフトウェアID" -sdefid "パラメーター設定定義ID"

ソフトウェアIDのソフトウェアとパラメーター設定定義IDのパラメーター設定定義との関連付けを解除します。

-detach -softid "ソフトウェアID" -cdefid "パラメーター収集定義ID"

ソフトウェアIDのソフトウェアとパラメーター収集定義IDのパラメーター収集定義との関連付けを解除します。

-list [-sdef] [-cdef] [-file "出力ファイルパス"]

関連付けの一覧表示をCSV形式で出力します。

-sdef ソフトウェアとパラメーター設定定義との関連付けだけを一覧表示で出力します。

-cdef ソフトウェアとパラメーター収集定義との関連付けだけを一覧表示で出力します。

指定したファイルが存在しない場合はファイルを新規作成し、存在する場合は既存のファイルへ上書きします。

エラーのため、ファイル出力できなかった場合、新規作成時は、新たなファイルは作成しません。既存ファイルへの上書きの場合は、既存ファイルを保証します。

  • 標準出力の出力形式

    関連付けの一覧表示を以下の形式で出力します。

    項番

    項目名

    備考

    1

    ソフトウェアID

    ソフトウェアIDを出力します。

    2

    定義ID

    パラメーター設定定義ID、または、パラメーター収集定義IDを出力します。

    3

    ソフトウェアの製品名

    ソフトウェアの製品名を出力します。

    4

    ソフトウェアのバージョン

    ソフトウェアのバージョンを出力します。

    5

    ソフトウェアのOS種別

    ソフトウェアのOS種別を出力します。

    6

    定義の名前

    パラメーター設定定義の名前、または、パラメーター収集定義の名前を出力します。

  • ヘッダーの形式

    CSVファイルの先頭には、以下の形式でヘッダーを挿入します。出力する情報がない場合でも、ヘッダーを出力します。

    #Software ID,Definition ID,Software name,Version,Vendor,Definition name

-e “文字コード”

ファイルの文字コードを指定します。

以下の文字コードが指定できます。半角英大文字で指定します。

[Windows]

  • SJIS

[Linux]

  • UTF-8

  • EUC

本オプションを省略した場合、本コマンドの実行環境の文字コードで動作します。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了しました。

10

パラメーター異常です。

20

指定された出力パスのエラーです。

30

指定された文字コードに誤りがあります。

70

指定されたIDが存在しません。

71

すでにソフトウェアとパラメーター定義は関連付けられています。

100

Systemwalker Software Configuration Manager は起動していません。

101

同時実行できないコマンドが実行されています。

102

コマンド実行権限がありません。

110

書き込みエラーです。

200

セットアップされていません。

255

システムエラーです。

コマンド格納場所

管理サーバ

【Windows】

[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin

【Linux】

/opt/FJSVcfmgm/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Linux】

注意事項

共通の注意事項
  • 本コマンドは同時に実行する事はできません。コマンド実行中に他のコマンドを実行すると、排他エラーとなります。

  • Systemwalker Software Configuration Managerが起動した状態で本コマンドを実行してください。

関連付け時の注意事項
  • 1つのソフトウェアに複数のパラメーター収集定義が関連付けられている場合は、それらのパラメーター一覧に重複したキーを指定できません。

  • ソフトウェアのOS種別がSolarisの場合は、そのソフトウェアとパラメーター定義を関連付けることはできません。

関連付けの解除時の注意事項
  • Systemwalker Software Configuration Managerで管理する必要がなくなった関連付けは、本コマンドを使用して解除してください。

一覧表示時の注意事項
  • 事前定義パラメーターが登録されていない場合は、ヘッダー情報だけを出力します。

    #Software ID,Definition ID,Software name,Version,Vendor,Definition name

使用例