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Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド
FUJITSU Software

4.1 異なるバージョン間の注意事項

異なるバージョン間の動作状況について説明します。

統合管理サーバと管理サーバ間

統合管理サーバと管理サーバの間で異なるバージョンを使用した場合、正常に動作しません。必ず同一バージョンを使用してください。

管理サーバ/統合管理サーバとログアナライザサーバ間

管理サーバ/統合管理サーバとログアナライザサーバの間で異なるバージョンを使用した場合、正常に動作しません。必ず同一バージョンを使用してください。

また、異なるバージョンの管理サーバ/統合管理サーバで転送したデータを移入した場合も、正常に動作しません。

管理サーバ/統合管理サーバと管理コンソール間

管理サーバ/統合管理サーバと管理コンソール間で異なるバージョンを使用した場合、正常に動作しません。必ず同一バージョンを使用してください。

管理サーバ・統合管理サーバとクライアント(CT)

注意

通信セキュリティ設定について

V14.3.1以前のクライアント(CT)の自己版数管理要求を受け付ける場合、通信セキュリティ設定を切り替えてください。セキュリティ強化コマンドを使用することで通信セキュリティ設定を切り替えることが可能です。セキュリティ強化コマンドの使用方法については、“Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル”の“DTKSETCN.exe (セキュリティ強化コマンド)”を参照してください。

注意

クライアント(CT)端末登録時認証について

V15.1.0より前のバージョンのクライアント(CT)をV15.1.0以降の管理サーバに登録する場合、クライアント(CT)端末登録時認証は使用できません。クライアント管理パスワードを解除してください。詳細は、“Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド管理者編”の“端末動作設定を行う”を参照してください。

管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)間で異なるバージョンを使用した場合、下表の動作となります。
CTバージョンは、管理コンソールのCTバージョンで確認することができます。CTバージョンと製品のバージョン/エディションとの対応は、“Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル”の“CTバージョン”を参照してください。
なお、CTバージョンをクライアント(CT)側で確認する場合は、以下のコマンドを実行してください。

fsw11ej7.exe <Password> /D /C

コマンドの詳細については、“Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル”の“FSW11EJ7.EXE(システムの保守)”を参照してください。

クライアント(CT)

V12.0
L10

V12.0
L20

V13.0.0

V13.2.0
V13.2.1

V13.3.0

V14.0.0

V14.0.1

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0

V15.0.0

V15.1.0

BE

BE

SE

BE

SE

BE

SE

BE

SE

管理
サーバ

統合
管理
サーバ

BEV12.0L10

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

BEV12.0L20

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

SEV12.0L20

×

×

×

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×

×

×

×

×

×

×

BEV13.0.0

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

SEV13.0.0

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

BEV13.2.0

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

SEV13.2.0

×

×

×

×

×

×

×

×

SEV13.2.1

×

×

×

×

×

×

×

×

BEV13.3.0

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

SEV13.3.0

×

×

×

×

×

×

V14.0.0

×

×

×

×

×

V14.0.1

×

×

×

×

×

V14.1.0

×

×

×

×

V14.2.0

×

×

×

V14.3.0

×

×

V15.0.0

○※

○※

○※

○※

○※

○※

○※

○※

○※

○※

○※

○※

○※

×

V15.1.0

×

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×

×

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×

○※

○※

○※

○※

○※

○※

○:正常に動作します。
○※:正常に動作しますが、一部機能が制限されます。「注意」を参照してください。
×:正常に動作しません。

注意

管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)間の通信について

管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)間の通信は暗号化されます。
そのため、V14.3.1以前の通信暗号化の修正を適用していないクライアント(CT)との通信など、暗号化されていない通信については制限されます。

  • V13.3.0~V14.3.1のクライアントは、2014年9月以降の緊急修正を適用するか、V15.1へのバージョンアップが必要です。

  • V13.2.1以前のクライアントは使用できません。V15.1.0へのバージョンアップが必要です。

  • 管理サーバをV15.1.0にバージョンアップした後は、新規インストールできるクライアントはV15.0.0またはV15.1.0だけです。

V15.1.0の管理コンソールで設定したポリシーは、クライアント(CT)のバージョン、エディションにより機能が制限されます。クライアント(CT)のバージョン、エディションによる機能ごとの動作の可否は以下のとおりです。

V15.1.0サポート機能

クライアント(CT)

V12.0L10

V12.0
L20

V13.0.0

V13.2.0
V13.2.1

V13.3.0

V14.0.0
V14.0.1

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0

V15.0.0

V15.1.0

BE

BE

SE

BE

SE

BE

SE

BE

SE

コマンドプロンプト操作ログの採取

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ファイル操作ログ(ローカルドライブ)の採取

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ユーザーポリシーの適用

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連携アプリケーションログの採取

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ウィンドウタイトル取得ログのURL情報の採取

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ファイル操作ログ(ネットワークドライブ)の採取

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メール添付禁止ポリシーの適用

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メール送信時宛先確認

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送信メール内容の参照

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操作ログ送信方法設定(時間指定送信機能除く)

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操作ログ送信方法設定(時間指定送信機能)

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ログオン/ログオフログの採取

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ログフィルター機能

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画面キャプチャの採取(および端末動作設定での画面キャプチャ条件設定)

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PrintScreenキー操作ログの採取

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原本保管機能

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ファイル操作ログ取得除外フォルダの適用(任意フォルダ指定機能除く)

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ファイル操作ログ取得除外フォルダの適用(任意フォルダ指定機能)

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ファイル操作ログにおけるファイルサイズの記録

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持出しユーティリティからCD-R/RWへの書き込み

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持出しユーティリティからDVD-R/RWへの書き込み(OS:Windows Vista®、Windows® 7)

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持出しユーティリティからの暗号化持出し条件の設定

  • 復号時のパスワードの試行回数設定

  • 復号可能期限設定

  • 暗号化ファイルの拡張子設定

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持出しユーティリティでの持出し可能条件の設定

  • 期間、時間、曜日指定

  • 起動可能日時確認方法の設定

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持出しユーティリティでの持出し先USBデバイス情報の取得

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持出しユーティリティでの持出し理由の入力

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PC起動ログ/PC終了ログ/PC休止ログ/PC復帰ログの採取

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FTP操作ログの採取

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Webダウンロード操作ログの採取

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Webアップロード操作ログの採取

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  • FTPサーバ接続禁止ポリシーの適用

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  • URLアクセス禁止ポリシーの適用

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  • Webダウンロード禁止ポリシーの適用

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(注2)

Webアップロード禁止ポリシーの適用

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USBデバイス個体識別

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(注1)

クリップボード操作ログ

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クリップボード操作禁止ポリシーの適用

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  • ネットワークドライブへの接続禁止ポリシーの適用

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  • DVD/CDからの読み込み禁止ポリシーの適用

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PC接続/PC切断ログの採取

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用紙使用状況の通知

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○:正常に動作します。
×:正常に動作しません。
注1)持出しユーティリティ利用時だけ有効な機能です。
注2)WebアップロードとWebダウンロードを同時に禁止する/許可する設定のみできます。

注意

バージョンアップ時のデータベース容量の増加について
V15.1.0以降ではデータベースの変更に伴い、データベース容量が増加します。(算出条件で変動しますが、約1.2倍程度増加) このため、V15.0以前からの移行時にはデータベースの作成サイズに注意してください。
バージョンアップ後に必要なデータベースの容量については、“Systemwalker Desktop Keeper 解説書”の“動作環境”を参照してください。

ログアナライザサーバとレポート出力ツール間

ログアナライザサーバとレポート出力ツールで異なるバージョンを使用した場合、正常に動作しません。必ず同一バージョンを使用してください。

管理サーバ/統合管理サーバとスマートデバイス中継サーバ間

管理サーバ/統合管理サーバとスマートデバイス中継サーバで異なるバージョンを使用した場合、正常に動作しません。必ず同一バージョンを使用してください。