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Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド
FUJITSU Software

2.11.2 スマートデバイス中継サーバとの同期用URLの設定

スマートデバイス(エージェント)(Android)インストール後、スマートデバイス中継サーバと通信するための同期用URLを設定します。

注意

スマートデバイス(エージェント)(Android)のインストール直後について

  • スマートデバイス(エージェント)(Android)は、同期URLを設定しスマートデバイス中継サーバと同期を行うまでは、
    操作ログ取得および操作禁止は一切行われません。スマートデバイス(エージェント)(Android)インストール後は必ず同期用URLを設定し、スマートデバイス中継サーバと同期を行ってください。

  • スマートデバイス(エージェント)(Android)をインストール直後は、アンインストールが可能な状態に設定されています。
    アンインストールできないようにするために、クライアント管理パスワードを設定した上でスマートデバイス中継サーバと同期を行ってください。

  1. インストールしたエージェント(Desktop Keeper Client)を起動します。

  2. インストールしたエージェントを起動後、メニューボタンをタップし、オプションメニューを表示します。オプションメニューを表示後、[設定]をタップします。

  3. 設定画面の[同期用URL]をタップします。

  4. スマートデバイス中継サーバのURLを[同期用URL]に入力し、[OK]ボタンをタップします。

    同期用URLは、以下のように設定します。

    • スマートデバイス中継サーバに接続する場合

    1. http,https
      スマートデバイスとの通信プロトコルを設定します。
      2.10.3.2 HTTPS通信を設定する”でHTTPS通信を設定した場合は、httpsを選択します。

    2. 証明書の検証を行わない
      チェックしない:正式な証明書でなければ接続しない。(初期値)
      チェックする:正式な証明書でなくても接続します。

    3. サーバアドレス
      スマートデバイス中継サーバのアドレスを指定します。

      • サーバ名を入力する場合
        -半角15文字まで入力できます。
        -サーバ名として使用できる文字は、半角英数字( A - Z、a - z、0 - 9)および半角記号のハイフン( - )です。
        -“-”以外の記号は指定できません。
        -数字のみのコンピュータ名は入力できません。

      • IPv4アドレスを入力する場合
        -半角15文字まで入力できます。
        -使用できる文字は、半角数字( 0 - 9 )および半角記号のピリオド( . )です。

      注)サーバ名を入力する場合は、名前解決できているものを入力してください。名前解決できていない場合、管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)の通信はできません。

    4. Port
      HTTP/HTTPSリスナーポート:“2.10.3.1 スマートデバイスの情報を設定する”で設定したポート番号

    5. ID
      使用できません

    6. パスワード
      使用できません

    • Proxyサーバを中継して接続する場合

    1. http,https
      Proxyサーバとの通信プロトコルを設定します。
      「httpまたはhttps」を選択してください。

    2. サーバアドレス
      Proxyサーバのアドレスを指定します。
      サーバ名を入力する場合

      -半角15文字まで入力できます。
      -サーバ名として使用できる文字は、半角英数字( A - Z、a - z、0 - 9)および半角記号のハイフン( - )です。
      -“-”以外の記号は指定できません。
      -数字のみのコンピュータ名は入力できません。

      • IPv4アドレスを入力する場合
        -半角15文字まで入力できます。
        -使用できる文字は、半角数字( 0 - 9 )および半角記号のピリオド( . )です。

      注)サーバ名を入力する場合は、名前解決できているものを入力してください。名前解決できていない場合、管理サーバ/統合管理サーバとクライアント(CT)の通信はできません。

    3. Port
      HTTP/HTTPSリスナーポート:Proxyサーバのポート番号

    4. ID
      ベーシック認証のID
      (Proxyサーバでベーシック認証を行う場合)

    5. パスワード
      ベーシック認証のパスワード
      (Proxyサーバでベーシック認証を行う場合)

  5. 設定画面の[ユーザーID]をタップします。

  6. [ユーザーID]を入力し、[OK]ボタンをタップします。

    ユーザーIDを入力せずに[キャンセル]ボタンをタップすると以下のメッセージが表示されます。

    AA001-SEL001 ユーザーIDを入力しないとサーバと通信できません。終了しますか。

    終了する場合には[OK]ボタンをタップしてください。ただし、管理サーバと通信はできません。
    [ユーザーID入力]画面に戻る場合には[キャンセル]ボタンをタップしてください。
    ユーザーIDで使用できる文字は以下になります。

    • 指定できる文字数は最大20文字です。

    • 半角英数字、および半角記号の「-」、「@」、「.」、「_」が使用できます。

    • 英字を指定する場合は、大文字/小文字が区別されます。

  7. 設定画面の[起動時に同期する]を確認し、チェックが外れている場合はタップし、チェック状態にします。

  8. [バック(戻る)]ボタンをタップし、エージェントの画面に戻ります。

  9. エージェント画面の[今すぐ同期する]をタップします。

  10. 「同期が完了しました」が表示されたら同期終了です。この時点で最新のポリシーが適用されています。

アンインストールを容易に実行できないようにするには

Desktop Keeper Clientを起動すると、下記の確認メッセージが表示されます。
[有効にする]をタップすると、Desktop Keeper Clientがアンインストールできなくなります。
[キャンセル]をタップした場合、Desktop Keeper Clientをアンインストールには、管理コンソールの[端末動作設定]画面の[クライアント管理パスワード]で設定されたパスワードの入力が必要になります。

Desktop Keeper Clientをアンインストールできない状態にして、ご利用されることを推奨します。