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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.0 運用ガイド
FUJITSU Storage

11.2.2 調査資料の採取

11.2.2.1 障害調査資料の採取方法

運用管理サーバの障害調査資料の採取

運用管理サーバの障害調査資料は、コマンドおよびWebコンソールで採取できます。

コマンドを使って採取する場合は、運用管理サーバにログインし、「12.10.1 esfsnap(AdvancedCopy Managerマネージャーの調査資料採取コマンド)」を実行します。

Webコンソールで実施する場合は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「調査資料の採取」を参照してください。

採取した調査資料は、当社技術員に渡してください。

管理対象サーバの障害調査資料の採取

管理対象サーバの障害調査資料を採取するには、管理対象サーバにログインし、サーバごとに「12.10.2 acmcapture(AdvancedCopy Managerエージェントの調査資料採取コマンド)」を実行します。

採取した調査資料は、当社技術員に渡してください。

参照

Exchange ServerデータベースのバックアップにVSSHP(ETERNUS VSS Hardware Provider)を使用している場合

VSSHPの保守資料採取方法は、『ETERNUS VSS Hardware Provider ユーザーズガイド』の「障害調査資料の採取方法」を参照してください。

注意

  • SQL Serverデータベースのバックアップ、レプリケーションを行っている場合、以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    • <SQL Serverインストール先ディレクトリ>\Log

      SQL Serverインストール先ディレクトリは、通常、「\Program Files\Microsoft SQL Server\Mssql」(規定のインスタンスの場合)または「Program Files\Microsoft SQL Server\Mssql$(インスタンス名)」(名前付きインスタンスの場合)となっています。

  • ETERNUS SFのインストール時にエラーが発生した場合、「12.10.1 esfsnap(AdvancedCopy Managerマネージャーの調査資料採取コマンド)」が存在しないことがあります。その際は、以下の資料を採取してください。

    • イベントログ

      アプリケーションログ、セキュリティログ、システムログをテキスト形式またはCSV形式で採取してください。

      イベントログの採取方法は以下のとおりです。

      1. イベントビューアで対象のイベントログを選択する。

      2. [操作]から[ログファイルの名前を付けて保存]を実行する。

      3. 保存ダイアログの[ファイルの種類]を、[テキスト(タブ区切り)(*.txt)]または[CSV(コンマ区切り)(*.csv)]に変更して保存する。

    • 以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

      • <インストール時のプログラムディレクトリ>\ACM\var

      • <インストール時の環境設定ディレクトリ>\ACM\env

      • <インストール時の作業用ディレクトリ>\ACM\etc

  • バックアップウィザード(for Exchange Server)またはリストアウィザード(for Exchange Server)を使用している場合は、Storage Cruiserエージェントの調査資料も合わせて採取してください。採取方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「トラブルシューティング」にある「詳細調査資料の採取」の「管理対象サーバノード(Windows)の場合」を参照してください。