機能
カラムナテーブルからCSV形式でデータを書き出します。
書式
pgxa_export_from_table(tablename,outputfile,condition)
引数
引数 | データ型 | 意味 |
---|---|---|
tablename | text | 出力対象テーブル名(外部テーブル名) |
outputfile | text | 出力ファイル名(260Byte未満) |
condition | text | 出力条件(最大512Byte) |
戻り値
戻り値 | 意味 |
---|---|
TRUE | 正常終了 |
FALSE | 異常終了 |
実行例
Windowsの場合
> psql postgres psql (9.2.8) Type "help" for help. postgres=# select pgxa_export_from_table('scm.tbl1', 'd:\data\output.csv', 'where col1>0 and col2=''abc''' ); pgxa_export_from_table ------------------------ t (1 row)
LinuxおよびSolarisの場合
> psql postgres psql (9.2.8) Type "help" for help. postgres=# select pgxa_export_from_table('scm.tbl1', '/data/output.csv', 'where col1>0 and col2=''abc''' ); pgxa_export_from_table ------------------------ t (1 row)
説明
テーブル名は、既に定義されている外部テーブル名を指定してください。
出力ファイル名は、DWHサーバ上のフルパスで指定してください。
出力ファイルの形式は以下のとおりです。
項目 | 形式 |
---|---|
見出し行の有無 | 無し |
区切り文字 | カンマ(,) |
改行コード |
|
出力ファイルのデータは、文字コードをUTF-8(BOMなし)で作成されます。
出力ファイル名で指定したファイルが既に存在した場合、またはファイルの作成権限が無い場合はエラーとなります。
出力条件は、"PostgreSQL 9.2.4文書”の“WHERE句”で指定可能な評価式のうち、以下のものが指定できます。
定数あるいはリテラル値
列の参照
演算子
演算子を使用する場合、以下が使用できます。
比較演算子
=、!=、<>、>,<、>=、<=
論理演算子
AND、OR、NOT
パターン条件演算
LIKE
パターンを表す記号には、以下が使用できます。
_(アンダースコア) : 任意の1文字とみなします。
% : 0文字以上の任意の文字列とみなします。
括弧を使用することで、複合的な条件式を記載できます。
出力条件に指定した文字列中に';(半角セミコロン)'を指定した場合、以降の文字列は無視されます。ただし、リテラル値に含まれる場合はこの限りではありません。
未定義の外部テーブル名を指定した場合はエラーとなります。
カラムナテーブルが未定義の場合はエラーとなります。