概要
DWHサーバのセットアップを行います。
コマンド格納先
Windowsの場合
[DWHサーバのインストールディレクトリ]\bin
LinuxおよびSolarisの場合
/opt/FJSVsymas/bin
呼出し形式
Windowsの場合
symassetup.bat ^ [データベースのデータ格納先ディレクトリ] ^ [データベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ] ^ [カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリ] ^ [カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名] ^ [カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名] ^ [カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名] ^ [カラムナテーブル割当てメモリ量]
LinuxおよびSolarisの場合
symassetup.sh \ [データベースのデータ格納先ディレクトリ] \ [データベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ] \ [カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリ] \ [カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名] \ [カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名] \ [カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名] \ [DWHサーバ管理者ユーザー名] \ [カラムナテーブル割当てメモリ量]
実行ユーザー
Windowsの場合
DWHサーバ管理者
LinuxおよびSolarisの場合
スーパーユーザー
パラメーターの説明
Windowsの場合
パラメーター | 意味 | 省略時の動作 | 補足事項 |
---|---|---|---|
データベースのデータ格納先ディレクトリ | データベースのデータ格納先ディレクトリを指定します。 | 省略不可 |
|
データベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ | データベースのバックアップ格納先ディレクトリを指定します。 | 省略不可 |
|
カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリ | カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリを指定します。 | 省略不可 |
|
カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名 | カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名を指定します。 | 省略不可 | DWHサーバ管理者が書込み・読込み可能なデバイス名を指定してください。 rawデバイスを論理ドライブFに作成した場合、次のように指定します。 |
カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名 | カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名を指定します。 | 省略不可 | DWHサーバ管理者が書込み・読込み可能なデバイス名を指定してください。 rawデバイスを論理ドライブGに作成した場合、次のように指定します。 |
カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名 | カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名を指定します。 | 省略不可 | DWHサーバ管理者が書込み・読込み可能なデバイス名を指定してください。 rawデバイスを論理ドライブHに作成した場合、次のように指定します。 |
カラムナテーブル割当てメモリ量 | カラムナテーブルに割り当てるメモリ量(メガバイト単位)を指定します。 | 搭載物理メモリの50%の値を採用します。 |
|
LinuxおよびSolarisの場合
パラメーター | 意味 | 省略時の動作 | 補足事項 |
---|---|---|---|
データベースのデータ格納先ディレクトリ | データベースのデータ格納先ディレクトリを指定します。 | 省略不可 |
|
データベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ | データベースのバックアップ格納先ディレクトリを指定します。 | 省略不可 |
|
カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリ | カラムナテーブルのカタログデータ格納先ディレクトリを指定します。 | 省略不可 |
|
カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名 | カラムナテーブルのメインデータ格納先rawデバイス名を指定します。 | 省略不可 | DWHサーバ管理者が書込み・読込み可能なデバイス名を指定してください。 rawデバイスを/dev/raw/raw1として作成した場合、次のように指定します。 |
カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名 | カラムナテーブルの一時データ格納先rawデバイス名を指定します。 | 省略不可 | DWHサーバ管理者が書込み・読込み可能なデバイス名を指定してください。 rawデバイスを/dev/raw/raw2として作成した場合、次のように指定します。 |
カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名 | カラムナテーブルのデータベーススペース格納先rawデバイス名を指定します。 | 省略不可 | DWHサーバ管理者が書込み・読込み可能なデバイス名を指定してください。 rawデバイスを/dev/raw/raw3として作成した場合、次のように指定します。 |
DWHサーバ管理者ユーザー名 | DWHサーバ管理者のユーザー名を指定します。 | 省略不可 | DWHサーバ管理者となるOSのユーザーアカウントを指定します。OSのスーパーユーザー(root)を指定することはできません。 |
カラムナテーブル割当てメモリ量 | カラムナテーブルに割り当てるメモリ量(メガバイト単位)を指定します。 | 搭載物理メモリの50%の値を採用します。 |
|
復帰情報
復帰コード | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
出力メッセージ
メッセージは、以下のセットアップログファイルに出力されます。メッセージの詳細は、“付録J メッセージ”を参照してください。
Windowsの場合
[DWHサーバのインストールディレクトリ]\var\log\symassetup.log
LinuxおよびSolarisの場合
/var/opt/FJSVsymas/log/symassetup.log
当社技術員に連絡する場合に採取する情報
コマンドライン
メッセージの内容
セットアップログファイル
注意
本コマンドを含むすべてのシステムコマンドを実行中にDWHサーバのセットアップコマンドを実行しないでください。
すでにセットアップ済みの場合、DWHサーバのセットアップコマンドを実行しないでください。
本コマンドの実行前に、環境変数を設定します。設定項目の詳細は、“I.1.1 システムコマンドを使用する前に”の“symassetupコマンドおよびsymasstartコマンドを実行する場合”を参照してください。