秘匿化条件とは、秘匿化が実行されるための条件です。秘匿化条件はexpressionパラメーターに指定します。秘匿化条件を定義することで、異なるユーザーに改訂されたデータまたは実際のデータのいずれかを表示させることが可能です。秘匿化条件には、boolean型の結果を返す式を指定する必要があり、TRUEと評価された場合にのみ秘匿化が実行されます。指定できる式の詳細は、“PostgreSQL 9.2.4文書”の“評価式”を参照してください。ただし、列を含む式は指定できません。
例えば、“symfoasuser”ユーザーのみにデータを秘匿化する場合、秘匿化条件に'current_user = ''symfoasuser'''を指定してください。
参考
秘匿化が常に実行されるためには、秘匿化条件が常にTRUEと評価されるよう'1=1'のように指定します。