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Symfoware Analytics Server V12.1.0 利用ガイド
FUJITSU Software

1.1 Symfoware Analytics Serverとは

Symfoware Analytics Serverは、データウェアハウス(以降、DWHと略します)に適したデータベースソフトウェアです。
基幹システムの大量データを必要な形式にデータ加工し、蓄積することができます。

分析業務に適した高速クエリエンジンを搭載しているので、蓄積した大量データから必要となる情報を分析ツールや業務アプリケーションを用いて高速に取り出し活用することができるため、業務の意思決定の高速化を支援します。

図1.1 製品概要

従来の情報活用の現場では、必要なデータを情報システム部門へ依頼して取得していたため時間がかかり、現場が必要なデータを必要なタイミングで入手できないという課題がありました。このような課題を以下の特長で解決します。

高速なクエリエンジン

カラムナテーブルを扱えるクエリエンジンを搭載しています。カラムナテーブルは大量データを列単位にアクセスできるため、データを取得する際に発生するディスクI/Oを削減できます。
蓄積されたデータに対する自由な集計・検索・分析を高速に処理することができます。

簡単なデータ加工定義

利用者が必要とするデータを利用者自身で加工できる機能を提供しています。
蓄積されたデータから分析業務で必要となるデータ形式に加工する処理手順をGUIで簡単に定義できます。さらに、データ加工定義をテンプレートとして提供しているため、特別なスキルが無くても定義できます。


さらに以下の特長があります。

オープンなインターフェース

オープンスタンダードなインターフェースを採用しています。利用者はさまざまなツールを活用できるため、情報系分析アプリケーションの生産性や移行性が向上します。