Interstage AR Processing Server V1.1.1 開発ガイド

1.4.2 translation

ARマーカー・バーコード・Beaconを利用

ARマーカー・バーコードの場合、AR重畳表示コンテンツの相対距離を決定します。
Beaconの場合、スマートデバイスの画面表示サイズの中心からの比率を決定します。

メンバの詳細について以下に記述します。

Point
- x : x軸方向の値を表します。1=ARマーカー本体の長さとなります。
  型 : float
  刻み幅：小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
  範囲：-32～32
- y : y軸方向の値を表します。1=ARマーカー本体の長さとなります。
  型 : float
  刻み幅：小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
  範囲：-32～32
- z : z軸方向の値を表します。1=ARマーカー本体の長さとなります。
  型 : float
  刻み幅：小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
  範囲：-32～32

表 1.10 translationのpoint単位
認識方法	1pointの基準値
ARマーカー	ARマーカー本体の長さ
バーコード	バーコードの長辺
Beacon	50[dip]

位置情報を利用
AR重畳表示コンテンツの位置情報を決定します。

メンバの詳細について以下に記述します。
- Point
  - 緯度 : 緯度の値を表します。北緯を正(プラス)とし、南緯を負(マイナス)とします。単位はdegreeです。
    型 : float
    刻み幅：小数は第5位(1メートル単位の設定)まで有効です。
    範囲：-90～90
  - 経度 : 経度の値を表します。東経を正(プラス)とし、西経を負(マイナス)とします。単位はdegreeです。
    型 : float
    刻み幅：小数は第5位(1メートル単位の設定)まで有効です。
    範囲：-180～180
  - 高度 : z軸方向の値を表します。単位はメートルです。
    型 : float
    刻み幅：1メートル単位の設定で有効です。
    範囲：-100,000～100,000

例

ARマーカー上にAR重畳表示コンテンツを表示する場合
```
"translation":{"typeName":"Point","x":0,"y":0,"z":0}
```

Copyright 2014 FUJITSU LIMITED