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Interstage AR Processing Server V1.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

4.4.5 AR重畳表示定義の登録

選択したシーンに紐付けて、AR重畳表示定義を登録します。

図 4.24 編集モードの画面例

  1. 編集モードにて、[編集対象]アイコンをタップして選択してください。
  2. メニューバーに表示された以下のアイコンから、追加したいAR重畳表示コンテンツを選択してください。
    • テキスト追加
    • 手書き追加
    • 基本図形追加
    • ファイル追加
テキスト追加
文字情報を追加します。
  1. メニューバーから[テキスト追加]アイコンをタップします。
  2. テキスト追加ダイアログに以下の情報を入力します。
    • 本文
      登録したい文章を入力してください。登録可能な文字数は256文字までです。
  3. [追加]ボタンを押すとARマーカー上に文字情報が追加され、変更画面に移行します。

    注意

    折り返しを設定せずに長文を入力するなどの描画した際の幅が1024pixel以上必要となる入力を行った場合、幅が1024pixel以下の文字は描画し、残りの文字は見切れる可能性があります。

    幅が1024pixel以上必要とするテキストを入力する場合は、登録後サーバオーサリングにてテキストのARコンテンツの折り返しを「有」にチェックし、領域の高さ・幅・フォントサイズを設定し、テキストが全て表示されるように調整してください。

    計算式は以下の通りです。文字の種類(全角/半角、及び数字/記号等)により、表示されるサイズが異なるため、この計算式通りにならない場合があります。

    • 領域の高さ=フォントサイズ × 4 / 3 × 表示させたい行数[pixel]
    • 領域の幅=フォントサイズ ×1列に表示させたい文字数[pixel]
手書き追加
手書きを追加します。
  1. メニューバーから[手書き追加]アイコンをタップします。
  2. メニューバーに以下のメニューが追加されるので、用途に応じて選択します。
    • ペン
      画面をなぞった通りにメモを記入します。
    • 消しゴム
      画面をなぞった通りにメモを消去します。
    • カラーパレット
      ペンの色を変更できます。RGBスライダーやカラーピッカーをタップすることにより色や透明度を変更することができます。カラーピッカーの中央に現在選択されている色が表示されます。使用したい色が決まった場合、カラーピッカーの中央をタップしてください。
  3. 記述後、アクションバーの[決定]をタップしてください。変更画面に移行します。

    手書きを追加する場合は、選択したARマーカーが端末のディスプレイ中央、かつ正面に映っている状態で行ってください。ARマーカーを正面から認識せず3Dにて投影した場合、AR重畳表示コンテンツがARマーカーの傾きに沿って生成されます。

基本図形追加
標準で搭載されている矢印などの基本画像を追加します。
  1. メニューバーから[基本図形追加]アイコンをタップします。
  2. メニューバーに基本画像が表示されるので、重畳させたい図形をタップしてください。ARマーカーの中心に選択した画像が配置され、変更画面に移動します。標準で提供している基本図形は以下の通りです。

ファイル追加
スマートデバイスのローカルに保存してある画像や撮影写真を追加します。
  1. メニューバーから[ファイル追加]アイコンをタップします。
  2. ファイル追加ダイアログが表示されますので、対象のファイルを選択します。
  3. ARマーカーの中心に選択した画像が配置され、変更画面に移動します。