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Interstage AR Processing Server V1.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

3.7.1.3 ファイル追加

以下の手順で画像ファイルを追加します。

注意

  • AR重畳表示コンテンツとして使用できる画像ファイルは以下の通りです。
    • image/jpegもしくはimage/png
    • 1024pixel×1024pixel以下のサイズであること
    • ファイル名には以下の文字を使用してください
      半角英数字、半角ドット、半角アスタリスク、半角ハイフン、半角アンダースコア
  1. 基本情報を入力し、[次へ]ボタンを押します。
    対象となるARマーカーのIDとAR重畳表示定義名の変更を行います。
    • 認識方法
      使用する認識方法を選択します。
    • AR重畳表示定義名
      AR重畳表示定義名を0~30文字以内で入力します。
    • ARマーカーID
      [認識方法]で[ARマーカー]を選択した場合、重畳表示の対象となるマーカーのIDを入力してください。デフォルトではID番号1が入力されています。
    • シナリオID
      選択されているシナリオのIDが表示されます。
    • シナリオ名
      選択されているシナリオの名前が表示されます。
    • シーンID
      選択されているシーンのIDが表示されます。
    • シーン名
      選択されているシーンの名前が表示されます。
    • バーコードID
      [認識方法]で[バーコード]を選択した場合、重畳表示の対象となるバーコードの値を入力してください。デフォルトでは何も入力されていません。
    • UUID
      [認識方法]で[Beacon]を選択した場合、重畳表示の対象となるBeaconのUUIDを入力してください。デフォルトでは何も入力されていません。16進数で入力してください。

      記入例:550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000

  2. 表示させたいファイルを選択し、[次へ]ボタンを押します。
    • ローカルに保存してある画像ファイルを使用する場合
      1. [ファイル選択形式]で[ローカルのファイルをアップロードする]を選択してください。
      2. [参照]ボタンを押し、対象の画像ファイルを選択してください。
      3. MIMEタイプが正しいことを確認してください。
    • サーバに登録済みの画像ファイルを使用する場合
      1. [ファイル選択形式]で[サーバ上の画像ファイルから選択する]を選択してください。
      2. [参照]ボタンを押し、対象のファイルを選択してください。
    • URLを直接選択する場合
      1. [ファイル選択形式]で[URLを直接選択する]を選択してください。
      2. [URL]に256文字以内で直接入力してください。 絶対パス、もしくは相対パスでの指定が可能です。
  3. 配置情報を入力し、[次へ]ボタンを押します。
    • 投影方法
      内容に応じて、2Dもしくは3Dを選択してください。
    • [認識方法]で[ARマーカー][バーコード]を選択した場合
      • 座標位置
        認識対象の長辺を基準として、AR重畳表示コンテンツを表示させたい座標を-32~32の間の数値を入力してください。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
        数値の単位は長辺(ARマーカーの場合は本体)のサイズです。

        ARマーカーのサイズが5cmの場合、座標に4を指定した際はマーカーの原点を中心に20cm離れた場所に存在するように表示されます。

      • 回転
        AR重畳表示コンテンツの回転角度を-360~360の間の数値で入力してください。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
      • スケール
        AR重畳表示コンテンツの倍率を0.1~32の間の数値で入力してください。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
    • [認識方法]で[位置情報]を選択した場合
      • 位置情報
        AR重畳表示コンテンツを表示させたい緯度・経度・高度を入力してください。
        緯度:北緯を正(プラス)とし、南緯を負(マイナス)とします。小数は第5位まで有効です。第6位以降を入力した場合は第6位を四捨五入します。単位は[度]です。
        経度:東経を正(プラス)とし、西経を負(マイナス)とします。小数は第5位まで有効です。第6位以降を入力した場合は第6位を四捨五入します。単位は[度]です。
        高度:z軸方向の値を表します。整数値を入力してください。単位は[m]です。
      • 回転
        方位および水平方向を基準とした回転角度を入力してください。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
      • スケール
        AR重畳表示コンテンツの倍率を0.1~150000の間の数値で入力してください。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。

      注意

      最高位と最低位の桁が8桁以上離れた値を入力すると、丸め誤差が発生する場合があります。

    • [認識方法]で[Beacon]を選択した場合
      • 座標位置
        AR重畳表示コンテンツを表示させたい座標を-32~32の間の数値を入力してください。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
        座標位置を1変更すると50[dip]ARコンテンツが移動する、基準となる座標は画面の中心です。
      • 回転
        AR重畳表示コンテンツの回転角度を-360~360の間の数値で入力してください。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
      • スケール
        AR重畳表示コンテンツの倍率を0.1~32の間の数値で入力してください。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
  4. 必要に応じて「タップアクションを利用する」をクリックし、ファイルもしくはスクリプトアクションの設定を行って、[完了]ボタンを押してください。設定した場合、対象のAR重畳表示コンテンツがタップされた際に、設定されたファイルもしくはJavaScriptが実行されます。
    • ファイル
      タップアクションで呼び出したいファイルを指定してください。
      • ローカルに保存してある画像ファイルを使用する場合
        1. [ファイル選択形式]で[ローカルのファイルをアップロードする]を選択してください。
        2. [参照]ボタンを押し、対象の画像ファイルを選択してください。
        3. MIMEタイプが正しいことを確認してください。
      • サーバに登録済みの画像ファイルを使用する場合
        1. [ファイル選択形式]で[サーバ上のファイルから選択する]を選択してください。
        2. [参照]ボタンを押し、対象の画像ファイルを選択してください。
      • URLを直接選択する場合
        1. [ファイル選択形式]で[URLを直接選択する]を選択してください。
        2. [URL]に256文字以内で直接入力してください。 絶対パス、もしくは相対パスでの指定が可能です。
    • スクリプトアクション
      タップアクションで呼び出したいJavaScriptのメソッド・引数を256文字以内で指定してください。