Interstage AR Processing Serverが提供するバーコード認識について説明します。
- 対応フォーマット
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- QRコード
- UPC A
- UPC E
- EAN 8
- EAN 13
- 画像認識に必要な照度
- 50lx 以上
- 同時認識数
- 同時認識はできません。
- 認識性能
- バーコードを利用した場合の認識性能について説明します。前提条件は以下の通りです。
- バーコード本体の大きさ: 長辺が5cm
- 1フレームの画像サイズ: 640pixel×480pixel
- 照度: 400~500lx
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- バーコードを利用する場合は正面から認識することを推奨します。
表 1.2 バーコードを利用した場合の認識距離
対応フォーマット
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最小認識距離
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最大認識距離
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QRコード
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70mm
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300mm
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UPC A
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150mm
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UPC E
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300mm
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EAN 8
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250mm
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EAN 13
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120mm
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注意
- 富士通製スマートデバイスで測定した結果です。認識性能は、使用するスマートデバイス搭載のカメラの性能・使用環境・バーコードの印刷品質に依存します。そのため、事前に使用予定のスマートデバイスを用いて確認を行ってください。
- 利用するバーコードは、各バーコードのフォーマットの仕様を満たすようにしてください。
- 非常用漢字など一部の文字は、?など別の文字になる場合があります。
- QRコードはバージョン(セル数)により認識精度が異なります。認識性能についてはバージョン5(37×37)での実測値です。バージョン1~バージョン10の範囲での利用を推奨します。
- バーコード(UPC A、 UPC E、EAN 8、EAN
13)を認識する際は上下の向きがスマートデバイスと同じになるようにかざしてください。
- EAN 13のバーコードは、バーコードIDの先頭の数字が0の場合、認識エンジンの仕様によりUPC
Aと判断されます。このため、バーコードIDの先頭の数字が0の場合は、認識モードのUPC AをONにして認識操作を行ってください。