XBRLインスタンスを使って帳票を出力するためには以下のメソッドを使用します。その他のメソッド・クラスについての詳細は、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
【クラス】
fujitsu.listcreator.Forms
【メソッド】
メソッドの概要 | |
---|---|
void | setDataSource(String dsinfo) |
void | execDataSource() |
プロパティの概要 | |
---|---|
string | ChangeForm |
XBRLデータ対応機能固有の情報を設定します。
dsinfo : XBRLデータ対応機能固有の情報を指定します。
指定は「キー=値」の形式で行い、「キー=値」の組ごとに「ダブルクォーテーション(")」で囲みます。キーを複数指定する場合は、キーとキーの間を「セミコロン(;)」で区切って指定します。
"[キー1=値1]";"[キー2=値2]";"[キー3=値3]"; ・・・
上記のdsinfoに設定する値の全体も「ダブルクォーテーション(")」で囲みます。
XBRLデータ対応機能の固有キーの詳細は、本マニュアルのprdsexecコマンドの-vオプションの説明“4.2.2 -vオプション”を参照してください。メソッドの記述例は、“4.4.2 .NETアプリケーションの記述例”を参照してください。
fujitsu.listcreator.PrintException
setDataSource()メソッドで指定された情報を利用して、出力データを抽出します。
fujitsu.listcreator.PrintException
帳票を出力する代わりに「項目名ラベル付きデータファイル」を出力するには、execDataSource(String csv)メソッドを指定します。詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
マルチフォーム出力時に、切り替える帳票名を指定します。このプロパティ指定したXBRLデータ対応機能固有の情報は、指定した帳票に対する指定となります。
マルチフォーム出力する場合は、以下の順序で処理します。以下で利用する各メソッドの詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。
Formsクラスのコンストラクタを作成します。帳票名には、最初に処理する帳票名を指定します。
setDataSourceメソッドで、最初に処理する帳票にXBRLデータ対応機能固有の情報を設定します。
処理対象の帳票をChangeFormプロパティで切り替えます。
setDataSourceメソッドで、3で指定した帳票にXBRLデータ対応機能固有の情報を設定します。
3,4を処理対象の帳票の数だけ繰り返します。
最後に、execDataSourceメソッドで出力データを抽出します。
ポイント
帳票名や帳票格納ディレクトリについては、Formsクラスのコンストラクタ、およびChangeFormプロパティで指定してください。
その他出力時の各種のオプションについては、Formsクラスの各メソッド、およびPrintPropertiesクラスなど他のクラスで指定してください
これらのメソッドおよびクラスの詳細については、オンラインマニュアル“アプリケーション作成ガイド”を参照してください。