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Interstage List Creator V10.4.0 XBRLデータ対応機能編
FUJITSU Software

3.4.1 グループ分けの設定

1つのデータフィールドから異なるデータを出力するためには、最初にグループ分けの設定を行います。

=操作手順=

  1. データフィールドビューでマウスの右ボタンをクリックし、ポップアップメニューを表示します。

    ポイント

    データフィールドビューの表示・非表示の切り替えは、[表示]-[データフィールドビュー]を選択します。

  2. 出力データの指定を選択します。

    図3.9 XBRLタクソノミーの情報を選択


  3. 出力データの指定ダイアログボックスが表示されます。

    図3.10 出力データの指定ダイアログボックス


  4. 「グループ分けを行う」をチェックします。

    図3.11 グループ分けの選択


  5. 比較の方法を選択します。

    図3.12 比較対象を選択


    表3.3 グループの比較対象の指定

    選択肢

    説明

    1

    期間

    期間で比較を行う場合に選択します。
    (例:2004年度・2005年度・2006年度の財務比較)

    2

    企業・組織

    企業や組織で比較を行う場合に選択します。
    (例:A社とB社の財務比較)

    3

    セグメント情報

    セグメント情報で比較を行う場合に選択します。
    (例:国内データと海外データの比較)

    4

    シナリオ情報

    シナリオ情報で比較を行う場合に選択します。
    (例:最善ケースと最悪ケースの財務比較、予測値と実績値の比較)

    ポイント

    これらの指定はXBRLインスタンスのコンテキスト情報を利用しています。コンテキスト情報の詳細はXBRLの仕様を参照してください。


  6. 設定ボタンをクリックして、比較条件を設定します。

  7. 比較対象として「期間」を設定している場合には、期間の指定を行うダイアログボックスが表示されます。

    図3.13 期間の条件設定


    次の項目を設定します。

    表3.4 期間指定の設定

    選択肢

    説明

    1

    データタイプ

    比較するデータのタイプ(年次/半期/四半期/月次データ)を指定します。

    2

    グループ数

    グループ数を指定します。例えば、3年度分の比較を行う場合には3を指定します。

    3

    最初のグループの期間を指定

    1で指定した期間の開始日を指定します。終了日は自動で計算されます。

    4

    残りのグループをルールで指定

    残りのグループを昇順・降順で指定します。残りのグループの期間は、最初のグループの期間に基づいて、自動で計算されます。


    各グループの期間が表示されますので、内容が正しければ「OK」ボタンを押します。

    図3.14 期間によるグループ分け


  8. 比較対象として「企業・組織」を設定している場合には、企業や組織の指定を行うダイアログボックスが表示されます。

    図3.15 企業・組織の条件設定


    グループ数と各企業・組織の指定を行います。

    ポイント

    指定する値は、XBRLインスタンスで使われているスキームにより異なります。詳細については、XBRLの仕様を参照してください。


  9. 比較対象として「セグメント情報」を設定している場合には、セグメント情報の指定を行うダイアログボックスが表示されます。

    図3.16 セグメント情報の条件設定


    グループ数と各グループのセグメント情報の指定を行います。

    ポイント

    指定は、XBRLインスタンスに記述されるXML形式で指定します。セグメント情報の詳細については、XBRLの仕様を参照してください。


  10. 比較対象として「シナリオ情報」を設定している場合には、シナリオ情報の指定を行うダイアログボックスが表示されます。

    図3.17 シナリオ情報の条件設定


    グループ数と各グループのシナリオ情報の指定を行います。

    ポイント

    指定は、XBRLインスタンスに記述されるXML形式で指定します。シナリオ情報の詳細については、XBRLの仕様を参照してください。


  11. グループ分けの設定が正しいことを確認し、「OK」ボタンを押してください。

    図3.18 グループ分け条件の表示